LIVIN' IN PARIS

ATLAS MARKET

date: 2016.05.19 category: FASHION author:

先週末、友人に誘われてマーケットに行ってきました。

いわゆるParisで開催されている蚤の市のようなものではなく、仲間内で開催するフリーマーケットのような印象で、とても新鮮でした。

I went to market last weekend. Feeling like a Flea market, not Brocante.

朝は小雨もぱらつきましたが、誰も動じず。お国柄を感じさせました・・・

少し経つと太陽も出てきてDJブースからも気持ち良い音楽が。

出店の内容はアメカジっぽいアイテムやスニーかーが多く、そこもまた新鮮でした。

特に何か買う予定はなかったのですが、帰りがけにふと見かけたデニムに惹かれて購入しました。

There are so many American style vintage stuff and trainers. I bought this denim pants.

一見すると普通の505かな?と思いますが・・・

面白いリメイク風デザインのLevi’sで「何コレ?」と見てみると。

今話題のJWではなく・・・

こちらのJW(JUNYA WATANABE)でした。

 

バックのパッチワークに目がいきがちで「まあこういうのは耳とかないんだよね」と確認すると。

まさかの太すぎる耳。

最近見かけるディテールでしたが、10年前のモデルで既にあったのは知りませんでした。

A model from 10 years ago with big selvedge…

しかも上(太股)の方は普通の耳のサイズで、下(裾)にいくに従って太くなっていくので、結果的にテーパードシルエットになるという意味のあるディテールでした。

またこの耳により変なアタリが出ちゃっているのも面白いポイントです。

個人的にはデニムの耳のアタリは途中で捩れてしまっている方が自然で格好良いなと思ってしまいますが、これは更にその(斜め)上をいってますね。

 

これは2006年モデルのようですが、当時見かけていても買ったかどうか・・・

そう考えるとファッションのサイクルや、自分の気分の変化というのがちょうどリンクするのがやはり面白さだなと改めて思ってしまいます。

It’s from 2006, Did I want to buy this denim in 2006? I don’t think so.

I think very interesting thing because we can choose by our mind and cycle of fashion.

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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