LIVIN' IN PARIS

My Alden #2

date: 2017.02.24 category: FASHION author:

前回の投稿からもうちょっと間を空ければ良いものを、調子に乗って2足目のAldenをご紹介します。

1足目のAldenの履き心地の良さと格好良さ(重要)に惚れこんでいたある日、好きなショップであるこちらのBlogを拝見し、写真のAldenがあまりにも格好良くてすぐに電話で問い合わせました。

しかし実はBlogを見たのが入荷からだいぶ後だったようで、欲しかったプレーントゥは完売・・・

その後、同じ型のAll Weather Walkerというモデルがある事を知り確認してみると、僕が欲しいと思った別注モデルとの違いはなんと「ハトメ」を打っただけだったのです。

こう書くとネガティブに聞こえるかもしれませんが、その反対で、「ハトメ」を打っただけでこうもイメージが変わるのか!と目から鱗でした。

「別注」というと、とにかくインラインに無いものを作ってやろう、という意気込みが空回りするパターンを色々なセレクトショップで見てきましたが、このAldenの別注はさじ加減が絶妙で本当にセンスが良いなと思ってしまいました。(偉そうでスミマセン)

実際、ハトメ無しのモデルを見ましたが、いまいちピンときませんでしたから・・・

 

という訳で完売しているプレートゥではなく、もう一型のチャッカをチェックしに店に伺いました。

同じ型を持っているので、さすがにいらないでしょ、と思ったのですが、持ってるからこそチャッカの良さも分かっていたので、試着したら結局欲しくなり購入してしまった、というオチです。

まず赤見のあるブラウンという色が意外と合わせやすかった事と、傷や雨に強いというシボ革(Aldenではアルパインカーフと呼びます)がタフに使えそうだったのがポイントです。

雨の日(や雨が降りそうな日)に気を使うコードバンに比べ、このアルパインカーフは本当にタフで、どんな悪天候でも気にせず履いています。

むしろスニーカーより汚れが気にならないので、ちょっとしたアウトドアシチュエーションだとこの靴を選んでしまう程です。

I ‘d rather choose these shoes instead of kicks for some outdoor situations because these Alpine Carf ones are so tough even for rainy days.

インソールの刻印を見ると、コードバンより後に買ったのに履く回数が多い事が分かります。(雨の日に履く事が多いのも関係しているでしょうが)

ワークブーツ的な感覚で使っているので、手入れも普段のブラッシング以外は適当なクリームを塗っておしまいです。

コードバンと言えば独特なツヤが特徴ですが、それ以外にもアッパーに大きく入るシワが好きという方も多いと思います。

このアルパインカーフも結構大きめに入るシワにアジがあって良いんですよね。

 

せっかく同じ型なので、前回の投稿と同じ角度で撮影してみました。

紐は純正のものから変えているのは、こちらの方の真似をしたのですが、こうして見ると色が全然違いましたね・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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