以前ご紹介したCOMMONOreproductsのアトリエショップで3年前に購入したBRAUNの電卓。
The BRAUN calculator which I bought in the atelier shop of COMMONOreproducts 3 years ago.
(服と比べると)ガジェット系にはそこまで興味がなかった当時でも、このデザインには強く惹かれるものがあり、即購入しました。
1987年に発売された名作と言われるET66の復刻モデルで、オリジナルのET66はMoMAにも所蔵されているそうです。
使い勝手はあまり良くはないので、会社員時代は普通の電卓(CASIOとか)を使用しており、このBRAUNも持ち歩くだけであまり使いませんでしたが、今はそこまで素早く計算する必要にもかられませんので、このくらいの機能で充分だったりします。
ボタンの配置も美しく、使い勝手は良くないと書きましたが、あくまでも普通の使い慣れた電卓に比べればという事で、慣れると押しやすいとも言えます。
何よりも持ち運ぶ時には収納できるケースが、使用する時には背面カバーになるという無駄のないデザインが素晴らしいです。
Apple社もそのデザイン哲学には大きく影響を受けたと言われており、初代iPhoneの電卓アプリはこの前のモデルET44のデザインで作られているのも有名な話です。
It’s famous that Apple has largely influenced by this design and the calculator application of first iPhone was the same design as ET44 (previous model).
その為か、現代のガジェットの代表であるiPhoneと並べても親和性があるというか、違和感がない気がします。
ガジェットではないですが、こちらもノートの王道的デザインであるMOLESKINとの相性も良いと思っています。
そう言えば、今年の3月にCOMMONOreproductsのアトリエショップに行った時(3年ぶり)にも、この電卓は扱われていました。(棚の右下に置いてあります)
自分たちが好きなものはずっと扱い続けるというショップの姿勢にも、改めて共感したのでした。
Seki