Anonymousのコンセプトには下記のようなものがあります。
それらのアイテムには製作を担当したブランドのネームは付かず、またショップのネームも付きません。
Those exclusive items are attached neither brand names nor shop’s original name.
そのコンセプトに従い、当初は何も付けない予定でしたが、そうするとデザイン上ちょっと間が抜けるというか、寂しい感じになってしまうと思いました。
あとは、せっかく個人的なショップなのでお買い上げ頂いた方にも「特別感」(少々大袈裟ですね)、「記憶に残る」(こちらの方が正しいかも)要素を提供したいとの考えから、ブランド名などは表記していない「タグ」を付けることにしました。
以前どこかで、「革靴を買った日付を靴の内側に書いておく」という話を聞きました。そうすると何年も履いた後でもメンテナンスの目安になったり、買った時の思い出になる、というような内容だったと思います。
Anonymousでも売れた商品を発送する前に日付を入れる、という考えも良いなと思いましたが(実際にそんなアドバイスをくれた友人もいました)、僕がParisにいて、商品は日本国内の倉庫から発送する予定なので、僕自身で日付を入れるのは不可能だとなり、断念しました。
そんな訳で、冒頭の写真のようにシリアルナンバーと言うほど大したものでもないですが、生産数量を明記して販売するのも面白いかと思いました。
But I decided to attach serial numbers on products, it would be fun.
少量生産を殊更にアピールしたい訳ではないのですが、自分が買い物するものが何個作らているのかを知る事を、買い物をする基準の一つとして持っておくのもアリかもしれないなと考えています。
Seki