LIVIN' IN PARIS

Brooms

date: 2018.08.02 category: OTHER author:

今まで民藝と言われるジャンルはノータッチだったのですが、単純に見た目が美しいものにはやはり惹かれてしまいます。

特に気になっているのが「箒」というもの。

前回のPARKSショップで自分用に購入した右の箒は、群馬県は利根沼田の座敷箒で、こちらのショップの別注品です。

左は前回東京に行った時に出会った、山形県の庄内地方で作られている箒で、持ち手には日本三大刺し子と呼ばれる「庄内刺し子」が施されています。

どちらも卓上サイズの小さめの箒で、カラーリングもなんだかモダンなのです。

Both of them are small side for a table and their colors are somehow modern.

掃除の道具としてしか見ていませんでしたが、こうして並べてみると箒ってなんだかとっても格好良い。

日本を離れて暮らすと日本のものの魅力に気付くという、典型的なパターンなのかもしれませんが。

Perhaps it’s a typical to notice the attractiveness of Japan once we live outside of Japan.

ただ、僕の好きな洋服と同じ「伝統的なもの」「人の手仕事が感じられるもの」「クオリティの高いもの」には共通の魅力があるとも思っています。

長い間残っているものは「良いもの」の基準の一つになるのではないでしょうか。

そしてここも洋服や靴と同じポイントですが、やはり道具は使ってこそ美しさが際立つというもの。

まずは食事後の机の上のパン屑を掃く事から始めてみましょうか・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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