LIVIN' IN PARIS

Ghillies

date: 2020.04.13 category: FASHION author:

外出規制が続くParisですが、気兼ねなく出かけられる日を楽しみに、その時に履きたい靴を紹介するという言い訳Blogの本日です。

 

(今持っている靴より格好良いと感じるから買う訳で、当然と言えば当然ですが)購入してから一番よく履いているLe Yucca’sのブーツと一緒に、PARKS Paris用にオーダーしたギリーシューズ。

 

ギリーシューズを初めて認識したのは、今から10年前です。

某ブランドがSANDERSに別注したのを当時働いていたショップで扱っていて、「変わった靴紐の通し方だな」くらいにしか思っていませんでした。

ただ、その別注はとても秀逸で、アッパーには異素材(スウェードとカーフとか、パテントだったかな?)を同色で配置していました。

その靴自体は人気の為、自分のサイズはすぐになくなってしまったので、近所のショップでSANDERSのインライン(コマンドソールのフルブローグ)を買おうと見に行った時に一目惚れしたChurch’sを購入してから革靴の魅力に取り憑かれていったのです・・・

 

と、昔語りはこの辺にしますが、そうして考えるとギリーシューズが自分の革靴人生のスタート(結局違う靴を買ったけれど)になっているという見方もできますね。

そんな思い出深い一品を10年越しにオーダーした、なんて事はなく。

Le Yucca’sにとっては大定番のこちらのモデル。

ベジタブルタンニン鞣しのレザーがブランドの代名詞になっている印象もありますが、そこはブーツと同様ボックスカーフでオーダー。

ブーツはグッドイヤーウェルトで底付けしていますが、こちらはマッケイで少し軽快な感じに。

ギリーと言えばシュータン無しが正式な形で、Le Yucca’sでもシュータン無しがラインナップされているのですが、PARKS Parisではシュータン有りで。

こうするとそこまで攻めた印象にならず、通常のフルブローグと変わらない感覚で付き合えそうです。

Le Yucca’sと言えば、この斜め後ろから見たフォルムが最高に美しいと思うのは僕だけではないはず。

I’m sure it’s not only me think so beautiful to see Le Yucca’s from this angle.

ブーツと同様、とても「革靴らしい」完璧なバランス。

 

この靴が履ける日はもう少し先になりそうですので、今日は手持ちの革靴でも磨いてみる事にします。

で、明日からは革靴Blogになりそうな予感・・・

Seki

 

test

PROFILE

test

関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

test

岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

page top