先週は久しぶりに撮影仕事。
日本の雑誌の撮影なんて光栄です。
発売は今月末でしょうから、またお知らせします。
もっとたくさん撮影の仕事を入れていきたいなとも思いますが、僕の場合はカメラを使いたいがために撮影の仕事をしたいという、普通の人とは逆の動機なのかもと最近気付きました。
でもこれってファッション好きあるあるかもしれません。
例えば冬のコートを例にすると、普通の人は「寒くなったからコートがほしい」のだと思いますが、僕たち(皆さんも一緒ですよね?)の場合は「格好良いコートがあるから寒くなってほしい」じゃないですか?
僕の場合はその理論(というほど大したものではないですが)を写真にも当てはめてしまうのでしょう。
プロから見れば不純な動機かもしれませんが、我々(皆さんも一緒にしちゃいますよ)はそれも含めて楽しみたいのです。
「普段から勝手に撮れば良いじゃん」という声が聞こえてきて当然なのですが、大義名分というか撮影する理由がないと重い腰が上がらないので、きっと良い写真家にはなれないのでしょう。
「カメラの機種はなんだって良い」
「普段からカメラを持ち歩いてあらゆる物事を切り取る」
なんてことも言ってみたいけど、その境地にはたどり着けそうもありません。
だって世の中にはたくさんの格好良いカメラがあるのですから・・・
Seki