6月から皆様に応援して頂いているkeylime Tokyoオープンのクラウドファンディングも残すとところあと2週間。
クラウドファンディング開始にあたって何人かの方に応援メッセージをお願いしたのですが、江口さんからのメッセージが先週届きました。
江口さんはご存知の方も多いかもしれませんが、元々はユトレヒトという本屋を運営されていた方です。
最初に出会った頃は中目黒に店があったと記憶しています。
本屋とは別だったのか記憶が曖昧ですが、中目黒のマンションの屋上に勝手にバーみたいなものを開店して大家さんに怒られたっていう江口さんを、この投稿を書いていて思い出しました。
ユトレヒトはその後青山に移転し、その場所の隣でギャラリーも運営されていました。
また、当時江口さんは無印良品など様々なショップのために本をセレクトする仕事もやっていました。
今では珍しくなくなったブックセレクターという職業の礎を築いた人と言っても間違いではないでしょう。
当時僕が働いていた中目黒のショップのために「江口さんに本を選んでもらおう」と青山の彼の店に行ったところ、「隣のギャラリー閉めようと思うから店やらない?」と逆に提案されてしまったのも衝撃的な思い出です。
店の中で隣同士が繋がっていると特殊な作りだったのもあって、別々なのに一つの店という雰囲気もあって面白い場所でした。
青山の店のテラスでも勝手に小屋建てたりしてやっぱり大家さんに怒られていたような・・・
僕の中では江口さんは優しい問題児という印象です・・・
そんな江口さんから突然呼び出されたのは僕のParis行きも迫っていたある日のこと。
「ユトレヒト辞めようと思うんだよね」
自分で経営している店を閉めるじゃなくって辞めるとかってありなんだ!とこれまた衝撃を受けたのを覚えています。
「ドイツに行ってジンを作ろうと思ってる」
と言われた時はZineの方かな?と思っていたらGinだったというまさかの展開に驚きましたが、こんなに軽やかに仕事や住む場所を変えても良いんだと、自分にとってはとても励みになりました。
その後の江口さんの行動と活躍はこちらからご覧いただけます。
そしてこの2017年の江口さんの取り組みが、今回僕にクラウドファンディングをやろうと思わせたきっかけの一つにもなっています。
さて江口さん、どうやら今年から東京にノンアルコール飲料のボトリング工場をつくられたとのこと。
相変わらず面白いことをやり続けていてとても刺激になります。
そんな江口さん率いるCAN-PANYにkeylime特製ドリンクを作ってもらうことになりました。
店名にちなんでライムを使ったオリジナルの飲料を。
洋服やバッグではなく、飲み物をオリジナルで作るなんて僕にとってはもちろん初めての体験ですが、今からとても楽しみです。
こんな感じで6本セットにしてお送りします。
缶に入るグラフィックはこれからですが、飲むのが勿体なく思えるようなデザインにしたいと思っています。
今まではドリンクだけのリターンのみでしたが、3色ソックスとドリンクをセットにしたリターンを新たに作りました。
記念に面白そうだし、と思った方は是非お選びください。
一度ご支援して頂いた方でも、もちろん再度のご支援も可能です。
なんだかドリンクも良いかもねと思って頂けたら嬉しいです。
クラウドファンディング終了の今月末まであと少し、引き続き皆様の応援とご支援を何卒よろしくお願い致します。
Seki