keylime Tokyoの内装はどこもとても気に入っているのですが、その内装に最高に合ってるなーと思っているのがこのスピーカー。
古いBang & Olufsenのもので、ヤコブ・イェンセンによるデザインだそうです。
PARKS ParisやTFではWaltzで購入したラジカセで音楽を聴いていますが、新しい店ではなんか格好良いスピーカーを置いてみたい!と思い立ち、その道に詳しい方に相談。
予算とサイズ感だけ伝えて半年ほど経ったある日、一通のLINEが。
発見されたのがとても遠い場所にあったのと、すでに内装工事が始まっていたために写真だけで判断して購入をしました。
届いてみると1980年代の製品とは思えない美しいコンディションで、丁寧に使われてきたのだなと感動しました。
特に主張しないとてもシンプルなスピーカーですが、横から見た時のフォルムに毎回惚れ惚れします。
偉大なデザイナーに自分を重ねるのはとてもおこがましいのですが、この一見なんてことないデザインの中に隠された美しさは僕が服を選んだり作ったりする際にとても大切にしている要素です。
最近は少し落ち着いてきたとはいえ、これ見よがしなデザインや必要以上に煽った製品が巷に溢れる現代。
このスピーカーのように時代を超えて存在できる、強度を持ったデザインを僕はkeylime Tokyoで伝えていきたいと思っています。
ご期待ください。
Seki