昨日のインスタライブをご覧になっていただいた皆様、ありがとうございます。
しばらくの間はアーカイブを残しておきますので、お時間ございましたら是非。
詳しくは動画をご覧になっていただければですが、今回の別注の経緯をば。
今年の2月頃、Le Sans Pareilのディレクターから
「関さん別注で何か一緒にできませんか?」
というお話をもらったところから企画がスタートしました。
Le Sans Pareilは1894年に創業したフランスのワークウェアブランドで、現在工場は消滅してしまっているのですが、そのアーカイブを元にしながら2019年より日本生産で再スタートしました。
いわゆるモールスキンのカバーオールで、フランスだと蚤の市でもお馴染みのアイテムです。
年代が古くなればなるほど高値が付くなど、ビンテージ好きには人気があります。
僕は正直、自分では着ないかなという印象を最初に持っていました。
モールスキン素材特有の硬さや光沢が苦手なんです。
きっと僕のように思っている方もいるだろうなと思い、そこを意識して「自分が着るなら」という観点でものづくりを始めました。
普通のカバーオールタイプはメンズウェアの定番ですが、インラインとはちょっと違う形を、ということで1940年代のハンティングジャケットをモチーフにしました。
元ネタだと小さすぎるポケットなど各ディテールをブラッシュアップしながら、全体のフィットはワークウェアらしい大ぶりな感じに。
そして、新品の状態でも馴染んだような風合いにするために縫製後にネイビーに製品染めを施しています。
フラップポケットは雨の日に着るのにとても重宝します。
でもポケットのボタンは面倒で結局留めないことも多いから、無しでいいや。
でもハンドウォーマーポケットはあった方が良いよね。
などなど、少しずつデザインを詰めていって完成したのが今回のジャケットです。
しっかりと地厚な生地はシワにもなりにくいですし、これからの時期のアウターとしてもすぐに活躍してくれるはずです。
発売は今週末、11月11日(土)となります。
お取り扱い店舗はこちらの投稿をご覧ください。
僕は来週はParisに戻ってしまうのですが、今週は日曜までkeylime Tokyoの店頭におります。
このジャケット以外にも、厳選されたおすすめアイテムとともに皆様のご来店をお待ちしております。
Seki