LIVIN' IN PARIS

アリーグルの市場と肉屋。

date: 2016.06.08 category: FOOD author:

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マルシェと蚤の市は、パリを語るには欠かせない存在であり

観光で来る人達も、必ずと言っていいほど訪れる場所だと思う。

マルシェならバスティーユやラスパイユ、

蚤の市ならヴァンヴ、クリニャンクールが有名なところで

それらもすごく素敵な場所なのだけれど、

個人的には、12区にあるアリーグルの市場が気に入っている。

 

月曜日を除く毎日やっていること、

蚤の市とマルシェを両方楽しめること、

家から比較的近いこと。

 

と、三拍子揃っていて、私にとっては、便利な存在だ。

 

蚤の市は、ガラクタがほとんどだけど、掘れば安くていいものが見つかるし

マルシェは、全然おしゃれじゃないし、

ホームレスの人が野菜をつまみ食いしてたりするけど、

地元の人でごった返しているだけあって、安くていいものが見つかる。

要は、安くていいものが見つかる、いい市場なんである。IMG_3893IMG_3897 IMG_3896

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ここはかなりパリらしい空気を感じられる場所だと思う。

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海鳥も休憩していたりしてギョッとする。

 

さて。 この市場で、ぜひおすすめしたいのが、行列のできる肉屋「Les Provinces」

ここは、普通のお肉屋さんなのだけど、店内にレストランが併設されていて、

そこで売っているお肉を、その場で食べられる素敵なお店。

肉屋のシャルキトリ盛り合わせ、がっつりステーキも安くて美味い。

YOYOとか、なかなかよいセレクトのビオワインを置いているところも ポイント高い。

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côte de boeuf pour 2 (二人前/たしか49.5€)

「Les Provinces」

20 Rue d’Aligre, 75012 Paris

 

土曜日か日曜日ならば、午前中に市場に行って、

「DERSOU」にランチを食べに行くというのも、よいコースだと思う。

 

「DERSOU」については、また改めて書こうと思う。

私にとって、いちばん身近で、大切なレストラン。

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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