フランス北部、ノルマンディ地方にある
ドーヴィル・トゥルーヴィルという避暑地に行ったお話。
簡単に説明すると19世紀ごろから開発された、
フランスの歴史あるリゾート地であります。
日本でいうと熱海とか伊豆をイメージしてもらえるといいと思います。
避暑地とはいえパリよりだいぶ北なのでフランス人の友人からは、
「なぜわざわざ北へ?」「寒いよ?」などといわれましたが…
でも、
1913年にシャネルが初のモードブティックをオープンした街であり、
(当時のボーダーの水着の広告が本当に素敵)
映画「男と女」の舞台になった街であり、
ポスター画家、レイモンド・サヴィニャックが晩年を過ごした街であり
生牡蠣とスープ・ド・ポワソンが美味しい港街。
それだけで充分、行ってみたい! と思ったわけであります。
そして、パリから電車で約2時間。
日帰りもできますが一泊二日で行ってきました。
ここが駅。駅を背にして左手にカジノやブランドショップがある
高級リゾート地の「ドーヴィル」、
右手に市場があり庶民的で親しみやすい「トゥルーヴィル」があります。
どちらも徒歩で15分圏内のとなり街でありながら、全然違う顔を持っています。
この旅ではドーヴィルは散歩程度にチラ見して、
トゥルーヴィルでサヴィニャックの壁画を見るのと
海鮮を食べるほうをメインにしました。
有名なブラッセリーが併設されてるかわいいホテル
「HOTEL LE CENTRAL」にチェックインして
とりあえず市場で海鮮を食べる。
そして海岸沿いを散歩。
「男と女」よろしく、カモメが本当にたくさんいる。
デッキのパラソルもカラフルで
ペタンクしてるおじいちゃんがいたり
いくつになってもビキニなかっこいいおばあちゃんがいたり、
みるものすべてに心を奪われてしまった。
犬の落とし物を拾う袋もあったり、なにかと親切なところだと思った。
つづきます。
OKAMOTO