Paris 16区にあるレストラン L’ARCHESTE
こちらは「レストランひらまつ」パリ店で10年間シェフを務められた方が2016年にオープンし、そのわずか5ヶ月後にミシュランの1ツ星を獲得した事でも有名なレストランです。
お料理の素晴らしさについては、グルメではない僕から説明するのは野暮なので割愛しますが、そのテーブルに登場し目を奪われたバターナイフ。
熊本の木工作家であるKOZUMA TOSHIHIROさんの作品で、TETARDというのは「おたまじゃくし」という意味のフランス語だそうです。
檜を削りだし、木目を活かした温かみのある雰囲気も素晴らしいですが、最大の特徴はテーブルに置いた時に刃先が上を向くデザインです。
あまりにもこのナイフが気になったので、どこで買えるのか聞いたところ、なんとこのレストランで買う事ができるとのこと。
I was amazed by the design of this butter knife and found that we can purchase it in this restaurant.
日本でも熊本県の伝統工芸ショップなどで取扱いがあるそうですが、ここL’ARCHESTEで買えるのは日本では展開していない特注サイズ。
日本で展開している「大」と「小」の中間のサイズだそうで、見た事はないので何とも言えませんが、ここの特注の「中」サイズは使いやすい絶妙なサイズだと感じました。
専用のボックスに檜のおがくずと共に収められていて、開けたときの香りも心地よいです。
ファッションに限らず、Parisにて日本の素晴らしいものを再発見する機会は意外に多いかもしれません。
Parisに来たときのお土産にも良さそうです。
This might be good for a souvenir from Paris.
シェフ自らが丁寧に接客してくれるレストランでの時間と合わせて、素敵な思い出になると思います。
Seki