2012年にリニューアルして以来、メンズファッション誌の流れを変えたと言っても過言ではない程の功績を残してきた雑誌POPEYEですが、リニューアルの主要メンバーが2018年に抜けてからは少し影響力も落ち着いている印象でした。
そんなPOPEYEが先月号からなにやら(良い意味で)異質な雰囲気に。
どうやら新しいアートディレクターに変わったようです。
そのアートディレクターとはコラージュアーティストの顔も持つ吉田昌平さんです。
今年の1月にParisのOfrでの展示をお手伝いしたご縁でその後も注目してましたが、素晴らしい躍進です。
何より今月号の表紙のコラージュっぷりには雑誌の枠を超えた楽しさがあります。
思わず爪でカリカリしたくなる立体感。
メキシコがテーマというのも独自性があって面白い。
知らない世界を格好良い誌面を通して、興味を持ったり憧れたりできるのは雑誌の大きな魅力の一つだと思います。
攻めたテーマに攻めたアートディレクション。
良いです。
POPEYE has changed and improved its art direction and themes.
It’s pretty good.
Seki