LIVIN' IN PARIS

PFW SS21

date: 2020.10.06 category: PARIS author:

先週からParis Women’s Fashion Weekでした。

週末は合同展にも顔を出してきましたが、思ったよりは人がいるかな?という印象。

それもそのはず、普段はTuileries庭園に巨大な3つのテントが出現して開催されているPremiere Classeですが、今回はテントが1つに。

そしてその1つのテントの中にはPremiere Classeだけでなく、いつもは別の場所で開催されていたWho’s NextMAN/WOMANも会場をシェアしているという縮小感。

会場にいるバイヤーも多くはフランス人のみで、アジア人はもちろん、ヨーロッパの他の国からの来場もほとんど無いようでした。

 

更にもう1つ隣のテントでは、普段は空港近くのビッグサイトみたいな巨大な会場を使っていたSILMOが開催されていました。

ここまで全体的に縮小しているのかと驚きもありましたが、このように皆で協力して開催できるのは良いなとも感じました。

Obviously the size’ve been scaled down, but I also felt that was nice to be all in it together under this circumstance.

 

そんな中、お仕事をご一緒しているmature ha.さんは変わらず出展。

今回、日本からの出展者は2組のみだとか。

ファッション業界では「デジタル」が盛んに言われていますが、やはり実際に商品を手に取って見れる場所というのは必要だなと改めて思いました。

特にシンプルで素材や造りに拘っているブランドなら尚更です。

 

そしてファッションウィークの終了スケジュールに合わせていたのか、昨日からParisの警戒レベルが上がり展示会も禁止されました。

また、今日からはバーも閉鎖されます。

レストランは営業可能みたいですが、これからどうなるのでしょうか。

 

来年1月のMen’sと3月のWomen’sはFashion Weekの開催は難しいかもしれないので、6月のMen’sあたりからまたできるようになると良いなと個人的には予想しています。

なんの根拠もない予想なので、希望的観測も含めてですが。

とは言え、悩んだり心配しても仕方がないので、今できる事をコツコツやっていくしかないですね。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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