LIVIN' IN PARIS

‘NEW’ PLAYGROUND

date: 2021.03.05 category: SHOP author:

日本に来ると必ず立ち寄るショップの一つ。

昨年ショップの内装をリニューアルしてから初めて行ってきました。

 

僕は中学生の頃バスケットボール部に入ったことがきっかけでバッシュにハマり、当時は毎月購読していた「月刊バスケットボール」に掲載してあるスニーカーショップの広告を穴が空くほど見ていました。

掲載している全てのモデル名と価格は全て暗記するほどでしたので、それが勉強に活かせれば良かったのですが・・・

と、まあこういう類のストーリーは皆さんお持ちだと思いますが、そんなきっかけでスニーカーにもだいぶハマりました。

当時はもちろんお金もなかったので、スーパーのワゴンセールの中から発掘したNIKEのテニスクラシックに喜んだりしていました。

そこから大人になってもスニーカーを選ぶ基準はとにかく人と被らないもの。

「それどこで買ったの?」と言わせたもの勝ちみたいな謎のルールを自分に課していました。

(バンダルも大好きなモデルの一つです)

 

そんな面倒臭いおじさんなので、昨今の「皆が欲しいスニーカーが人気」みたいな風潮がどうも馴染めず(こじらせおじさんです)スニーカーは欲しいけど熱くなれない自分がいました。

僕と同じように思っている(であろう)少なくないお客様に支えられていたPLAYGROUNDですが、最近ではその支持を拡大しているように思います。

YouTubeに出たこともあって最近では平日にも関わらず、たくさんのお客さんで賑わっているようです。(というかそもそも平日しか営業していないのですが)

前編後編があるので、ご覧になった事のない方は是非。

 

REUSE, UPCYCLING, DEVELOPMENTを軸にした新しい考え方のショップはとても独自性があり、既存のスニーカーショップとは一線を画します。

個人的には、あまり日の目を見ない過去の名作が掘り出されるのを期待して、毎回足を運んでいます。

以前購入したこちらも名作ですし、今回はこちらのモデルも凄く良いなと思いました。

あとは世代的になんでしょうが、ハラチシステムを採用しているモデルが大好物なんです。

皆が欲しいスニーカーだけが人気の出る世界に疲れた方には是非行ってみてもらいたいショップです。

If you are tired of the world where only the trainers that everyone wants are popular, this is the place for you.

店頭でしか受け付けていないFREELOCKやFIDLOCKのカスタムも人気みたいです。

店内に作業用のミシンがあるのも今の時代に合っているなと思います。

 

新しいショップのあり方の一つの形を提示しているとも言えそうな場所です。

It’s a place that could be said to present a new form of shop.

店主の草賀さんとのスニーカートークも何より魅力ですが、平日のみの営業ですのでご注意ください。

Seki

 

PLAYGROUND

1-8-7 Tomigaya Shibuyaku Tokyo 151-0063 JAPAN

Instagram

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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