LIVIN' IN PARIS

Seam of shirt

date: 2023.04.21 category: FASHION author:

シャツの何が好きかって言うと「縫い目」の部分が好きです。

縫い目といっても運針が細かいとかではなく(もちろん好きですが)、洗っていってできてくる所謂「パッカリング」というものが大好きです。

ワークシャツをモチーフにしたSH-WLRC-003は2本針で巻き縫いされているので、最初から強めにパッカリングが出ています。

 

それに対して定番のレギュラーカラーシャツ、SH-GMBT-003は通常の折り伏せ縫いなので、最初こそ大人しい綺麗な顔をしていますが、着て洗っていくと味わい深い顔つきになっていくのです。

この折り伏せ縫いの幅によってまた出てくるパッカリングも違うので、シーズンによって変えながらベストなバランスを探しています。

サイドだけではなく、アームホールも良い突っ張り方するんですよね。

パッカリングがただ出れば良いのか?というとそんなこともなく、出方が重要です。

格好良いと思うポイントは人それぞれだと思いますが、デニムみたいに着れば着るほど愛着を持てるシャツをS Hでは作りたいなと常々考えて制作しています。

 

皆さんのシャツの縫い目はどうでしょうか?

着ていたら普段はあまり見ることはない箇所かもしれませんが、魅力的なディテールなので注目してみるとより愛着が出てくるかもしれません。

 

それでは皆様、素敵な週末を。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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