LIVIN' IN PARIS

FW2008

date: 2023.08.28 category: FASHION author:

自分の好きなファッションのスタイルのルーツはどこにあるのか?

19歳で初めて勤めたミリタリーショップか、20代の時の原宿のセレクトショップか。

僕の世代には多いであろう、あるゆるファッションを経験してきた雑食系ですが、今のスタイルの元になっているのは間違いなく2008年秋冬シーズンのこのブランド。

ちょうど前職の中目黒のショップがオープンしたシーズン。

だから思い入れが強いのかもしれませんが、僕がこのブランドから受けた影響は計り知れない。

そしてこの後のコレクションよりもこのシーズンのものが今でも一番好き。

 

今では制服のように着ているシャツの下の白い丸首のTシャツも、元々はここのデザイナーがやっている写真を見て真似をしたのが始まりです。

そんなブランドのルックブックを、ある日ネットサーフィンしていたら見つけてしまい、少し高かったけど迷わず購入。

当時は販促用で各取扱いショップに配ったであろうもので、前職のショップにも置いてありました。

シーズンが終わっていつの間にか無くなったので、きっと誰かが持って帰ってしまったのでしょう・・・

 

今見ると洋服のサイズ感などからは少し時代を感じますが、トラッドスタイルを男らしく着崩したスタイリングはやはり格好良い。

NYらしいストリートを感じるところも最高です。

このルックはウェブサイトでも見られるのですが、新しいショップができるタイミングで自分の原点に再会できた嬉しさから資料として保管しておこうと思います。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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