今日は内装の話を。
バッグの内装(裏地)ってどんな素材が格好良いのでしょう?
「格好良い」だけで言ったらダントツにレザーでしょうね。
薄く鞣した肌触りの良いレザーを内装に。
高級なバッグであれば必須の仕様かと思います。
ですが、本革である以上避けて通れないのが色移りです。
まあ、あまりないシチュエーションかと思いますが、着替えの白シャツなんかはそのまま入れられないですし、もし雨に濡れたら・・・なんて想像すると恐怖ですよね。
もちろん女性用のハンドバッグにはそんな用途を想定していないので、ひたすら美しく高級感を演出するための内装も正解かと思います。
ですがこのBG-03はあくまでもデイリーに持てるトートバッグです。
一泊くらいなら旅行や出張にも使って欲しい。
バッグによく使われるスウェードの内装のような雰囲気を持ちながら、毛羽が付いたり色移りのすることがない素材。
「マイクロスウェード」という、マイクロファイバー糸を起毛させてディア(鹿)スウェードのような風合いにしたものを使用しています。
表地の底面に使われているようなビビッドなオレンジ色の内装にすることで中に入っている荷物を見分けやすくする効果もあります。
ポケットは全部で3つ。
大きい方のポケットにはiPadやKindleを。
手帳やメモ帳なんかもちょうど良いサイズです。
ふらしてある(ポケットが浮いている状態)ので、コンパクトカメラなどを入れておくのも良いかと思います。
そして小さい方のポケット。
この細長いポケットが意外と便利で、カードケースやサングラス、筆記用具などを入れてもらえたらと思っています。
写真を撮りやすくするために裏返して撮影していますが、バッグを上から見ると表地のグレーと良いコントラストになっていることに気付くかと思います。
せっかくならチラッと見えて楽しくなる明るい色を。
そんな考えで裏地を選びました。
今週末発売です。
Seki