LIVIN' IN PARIS

Navy shirt

date: 2024.12.18 category: S H author:

S Hの新しいシャツからネイビーを初下ろし。

ネイビーのシャツは初代S Hでも人気のあったカラーですが、ここ最近はコットンのネイビーはあまり作っていませんでした。

自分で着るのも結構久しぶりなネイビーのシャツ。

超長綿の光沢で一瞬「エロい?」と思われるかもですが、洗いざらしの適当さと相まって絶妙なバランスに。

着心地は見た目通り最高です。

スベスベで気持ち良い。

 

今回のリニューアルを機に縫製工場さんも変更して、さらに理想のシャツに近づきました。

(デニムにインしていたので裾がしわくちゃ)

 

先日の名古屋でのポップアップの時にお客様から言われて思い出したのですが、このネイビーって前職で初めてオリジナルのシャツをアメリカ製で作った「あのネイビー」に近いんだなと。

「あのネイビー」が何を指すか分からない方もいるかもしれませんが、僕の好みである「青みが強いネイビー」ということです。

ネイビーのシャツというと黒に近いネイビーの方がよく見かけるのですが、僕は青いネイビーが断然好きなのです。

(ウールのジャケットやコートだったら黒に近いネイビーも好き)

重くて艶っぽい印象になりがちなネイビーでもこのくらいの青さがドレスとカジュアルの交差点みたいでベストバランスだと思っています。

 

「あのネイビー」のシャツの画像を探していたら昔の取材記事を見つけました。(昨日の投稿でリンク貼ったあの媒体です)

まだ髪の毛があった頃の自分がちょっと気恥ずかしいので割愛・・・

この写真のネイビーシャツの方がだいぶ青く写っていますが、記憶の中では近い印象のネイビーなはず。

サイズ感も今のより少しだけスッキリしていますが、そこまで大きく変わらないかも。

この写真が2011年のものなので、10年以上同じようなシルエットのシャツを着ていることになります。

でもシャツってそういうものだとも思うのです。

現代のオーバーサイズのシャツも格好良いけど、トレンドに寄り過ぎると子供っぽくなってしまう。

適度にトレンドを意識しながら片足突っ込むくらいでいつでも抜けられるのが、僕にとってはちょうど良いバランスなのでしょう。

 

まあ何はともあれ今回も自分が着たいと思えるシャツができました。

自分で言うのもアレですが、マスターピースと呼べるようなシャツに近づいている気がします。

ゴールはきっとまだまだ先ですが、理想のシャツを目指して。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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