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フライトジャケットの王道といえばMA-1ですが、個人的に昔から好きなジャケットのひとつにWEPがあります。
G-8とも呼ばれるUS NAVYのフライトジャケットで、ゴンズジャケットなど様々なブランドがサンプリングしている有名なモデルです。
僕も2018年にS Hを立ち上げたファーストシーズンに作っているのですが、元ネタのホンチャン(昔はミリタリー用語でレプリカに対してオリジナルを指すホンチャンという言葉が使われていました)はこのように極端なショート丈なのです。
パイロットが着るからこそこのような形になったのでしょうが、これをファションとして着こなすのは相当難しい・・・
ホンチャンのWEPを街中で着ている人にはまだ出会ったことがないほど。
今の気分なら楽しめるかも、ということで引っ張り出してきて先週から着ています。
さすが1968年のビンテージだけあって生地やパーツの迫力がすごいです。
気に入っているポイントは穴の空きまくった袖口と首元のリブ。
加工では作れないリアルなダメージが格好良い、と思って着ています。
あまりにも短い丈のため下に着たジャケットのポケットに普通に手を入れられるバランスですが、新しい着こなしを模索する感じで楽しんでいます。
S Hでも初期から何度も作っているWEP、今はこの墨染めのモデルを展開しています。
フロントの大きなポケットが特徴のシャツブルゾン。
ホンチャンはちょっとな・・・という方にこそ着てもらいたい一着です。
Seki