LIVIN' IN PARIS

Moc toe boots

date: 2022.03.04 category: FASHION author:

今日の投稿の題名でGoogle画像検索をかけると、ほぼ○ッドウィ○グの名作ブーツが出てきます。

それほどまでに有名なあのブーツ、僕も履いてみたいと思い何度か試着はしたことあるんです。

でも僕の普段の服には合わないんですよね。

トゥのボリュームがありすぎるのが一番のネックかなと思います。

 

そんな恋焦がれた(また大袈裟)ブーツの形をあのブランドが作ってくれました。

イタリアはボローニャのEnzo Bonafeにて作られる女性デザイナーの靴、Le Yucca’sです。

(正確には随分前に発売していたモデルをお願いして作ってもらいました)

ワークブーツをドレスシューズの工場で作っちゃうってだけでも粋ですが、素材にもひと工夫。

オイルドレザーなんか使えばなかなかタフな面構えのブーツが完成しちゃいそうです。

 

しかし今回は黒いボックスカーフを使用。

クラシックな革靴のようにしっかり磨いても良し、傷を気にせずガシガシ履いても良し。

どちらにしても唯一無二の存在感に仕上がっていくと思います。

いつものデニムやチノと合わせても上品にまとまりそうです。

 

そしてもう一色はスペシャルバージョン。

Enzo Bonafeも認めたイタリアのタンナーによるウィスキーカラーのコードバンを使用しました。

薄い色のコードバンは色ムラが激しいため、Aldenなんかでも滅多に使われないことは皆様もご存知かと思います。

お値段もやっぱりスペシャルになってしまうので、3足のみ作ってもらいました。

つま先のモカ縫いはなんと手縫いでございます。

こんな贅沢なブーツとなら一生添い遂げても良いんじゃないでしょうか・・・?

 

このブーツ、通常はレザーのシューレースが付きますが、遊びでもうちょっとカジュアルに履きたい方に向けてクライミングロープをお付けします。

これがなかなか相性良いんです。

ちなみにこのロープはフランス製です。

イタリアの美しいブーツとの意外な共演が実現しました。(テンションが変になってきた)

 

とにかく自分で履きたいが為にオーダーしたブーツですが、明日の発売日だけは皆様を優先しますのでご安心ください。

価格も安くない(とはいえカーフは他のYucca’sのブーツと同じくらいです)ので、すぐに完売はないかと思っているのですが、自分のサイズが売れちゃう恐れはあるなと心配しています・・・

 

素晴らしいブーツを皆様にご紹介できることを楽しみにしております。

明日、3月5日土曜日12:00よりTF LABOにて発売します。

 

皆様、素敵な週末をお過ごしください。

どさくさに紛れた報告で恐縮ですが、来週はまたブログをお休みします。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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