まだ日本で働いていた頃、店で取り扱っていた超細番手のカシミヤのスカーフ。
見たことのないくらい繊細な素材のスカーフなのに、柄は迷彩やバンダナ柄という王道カジュアルなバランスがとても好きで長年愛用していました。
薄いから室内ではポケットに丸めて入れておけるのも便利でした。
それなのにフランスに引っ越してきたある日、何を思ったか洗濯機に入れてしまったんですね。
洗濯機から出てきた変わり果てた姿は今思い出しても涙が出そうになります・・・
濡れた状態で丁寧に伸ばしたら使えるくらいにはなりましたが、肝心の美しい柄は潰れて失われてしまいました。
このLaburnumは数シーズンで終了してしまったのもあり、新しいものを買おうにもどこにも売っていないので諦めていたのですが、今年このスカーフを作っていた方に再会する機会があり、上記のストーリーを話したところ、彼がストックしていた昔のサンプルを譲ってもらうことに。
バンダナサイズのバンダナ柄(紛らわしい)と、ちょっと大判の迷彩スカーフ。
向こう側が透けるくらい薄い素材なのに首に巻くとしっかり暖かい。
復活するとかしないとかという事を話していたので、復活を切に願っておきます。
もし復活したらPARKSでも取り扱いたいですね。
Seki