LIVIN' IN PARIS

FANTASY TWEED

date: 2024.10.17 category: FASHION author:

フランス、Lyonのブランドで、生産は全てフランス製。

ワークウェアをベースにしながら、モダンにしすぎないアレンジ(でも古臭くない、けどちょっとだけ野暮ったい)が個人的に大好きなブランド。

keylime Tokyoでも取り扱いたいと思いながら、為替問題もありなかなか手を出しづらい昨今・・・

 

年に2回の展示会には欠かさず足を運び、自分用の服を毎シーズン購入しています。

Parisと東京のショップで取り扱っているブランドのアイテムだけで自分のワードローブが賄えるためそれ以外の服を着ることは少ないのですが、ARPENTEURは特別。

今回届いたのはFANTASY TWEED(日本だとファンシーツイードと呼ばれる変わった糸を使用して織ったツイード)のトラックスーツ。

シャネルスーツの素材なんかをイメージしてもらえると分かりやすいかも。

数年前からシャカシャカのトラックスーツが流行っていますが、あれはおじさんが着ると体育の先生にしか見えないので若者の特権だと思います。

フリースも可愛いけど上下はまあまあムズい。

でもこれなら大人が着たって上品な感じになるんじゃないか?なんて思いオーダーしました。

フリースにもシャカシャカにもない、上質な素材感。

足元はスニーカーでも良いし、彼らがParabootと作ったChambord chukkaなんかも合わせたい。

これ、見た目の通りかなり暖かいです。

真冬はこれにコートを羽織って出かけたいもんです。

 

そしてARPENTEURといえばRégricによるこのネームタグ。

毎回テーマに合わせて変わるイラストが素敵なんです。

服作りをしたことがあれば毎シーズン違うタグを作る大変さがよく分かる。

展示会でも大きなプリントが飾られていて、我が家でも何枚かプリントを額装して飾っています。

 

ブランドの立ち上げから知っているMarcとLaurentによるクリエイションは、土台は全くブレずに少しずつ静かに進化していっています。

仕事の絡みなくここまで長く見続けてきたブランドは他にないかも。

何はともあれこの冬はこのトラックスーツの出番が多そうです。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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