
昨年の秋に、大阪の御堂筋線のホームで声をかけてくれて出会ったとある眼鏡デザイナー。
そんな彼が今年スタートした新しいブランドHÉLÈVEの眼鏡。
今週末はついにkeylime Tokyoにて初お披露目です。
僕もかけているSaint-Honoréというモデルは全4色。
HÉLÈVE(エレーヴ)の記念すべき第一作目であるSaint-Honoréは、パリの中心に位置するSaint-Honoré通りというこの象徴的な場所からインスパイアを受けて誕生しました。高級ブティックが立ち並ぶこの通りは、ファッションのトレンドをリードする舞台であり、ここにはデザイナーにとって大切な思い出が詰まっています。この作品は、その深い愛着を表現するとともに、親しい友人への贈り物として作成し、名付けられました。
かけやすいデザインながらロマンチックでこだわりの詰まった美しい眼鏡です。
デビューコレクションは2型。
もう一つのモデルはJules Joffrinという眼鏡でこちらも4色展開。
モデル名は、デザイナーが初めてパリに住居を構えた思い出深い場所、モンマルトルのサクレクール寺院近くにある18区の地名に由来します。この地域は芸術と文化の中心地として知られ、その雰囲気がフレームのデザインにも反映されています。
Jules Joffrinは、フレンチヴィンテージフレームの黄金期に生まれた型の一つ「クラウンパント」をベースにしています。 このクラシカルなスタイルに現代的なひねりを加え、フロントにはインナーメタルリムや段差を設けました。 段差の上下で光沢と艶消しを巧みに使い分けることで、光と影の絶妙な対比を生み出しています。この独創的なアプローチにより、着用者の見た目に立体感と華やかでありながらモダンなエッセンスを纏う仕上がりとなっています。
今回ご紹介する2型は視力矯正用の眼鏡としてももちろん、伊達メガネやサングラスとしての使用もおすすめです。
僕がかけているSaint-Honoréには薄いグレーのレンズを入れています。
少しのクセと華やかさが同居する新しい眼鏡ブランド。
百聞は一見にしかず。
まずは今週末、是非その目で確かめに来てください。
Seki
HÉLÈVE at keylime Tokyo
2025.05.23 (Fri) – 26 (Mon)
12:00-19:00