LIVIN' IN PARIS

Steamer

date: 2018.06.26 category: OTHER author:

今回のショールーム用にスチーマーを購入していました。

I bought a small steamer for the showroom. I found it different from Japanese ones.

フランス(というかヨーロッパ)ではこのような大型のものがショップで使うには一般的な気がします。

タンクが大きくて便利な反面、スチームが出続けるので狭い空間だと窓がすぐに曇ります・・・

日本だと古着屋でたまに見かけたりもしますね。

 

スチーマーと言えば、前職のショップを始めた頃は本当に良く使っていました。

畳んであるシワを取るだけではなく、襟なんかは一度立ててからスチームを当ててニュアンスを出したりしていました。

おそらく日本で一番スチーマーを丁寧にかけていたショップなのではと自負する程、毎日かけまくっていました。

ただ、家庭用の小さいスチーマー(でもスチームの量が多いモデル)を使っていたので、半年くらい経つと壊れてしまうのが悩みでもありました。

Parisにショップをオープンした時には、前述の大型のものを購入し使用していましたが、ショールーム用だと使わない時に家に置いておくのも邪魔だなと思い、小型のものに。

小型とは言え、日本の家庭用よりは大きい印象です。

大きな特徴としてはタンクがある土台部分と、スチームが出るハンドル部分が分かれていて、ホースでつながっているところです。

言ってしまえば大型のタイプの仕様をそのまま小型化したかのようなデザイン。

そしてもう一つの特徴は、本体にカートリッジが取り付けられる点です。

ヨーロッパは硬水なので、そのまま使用するとすぐにタンクが詰まってしまうからだと思われます。

まさか本体に付くとは知らずに別売りでこんなものも購入。

簡易的な浄水器のようなもの(たぶん違います)で、ボトルの中にカートリッジが入っているので、水を入れて15分間待ってから、スチーマーのタンクに注ぐというものです。

日本ではスチーマーに関しては結構極めた(?)感もあったのですが、土地が変わればまた違ったデザインや使い方があるのだなと、今更ながら(3年も経つので本当に今更)思ってしまいました。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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