LIVIN' IN PARIS

My Alden #3

date: 2017.03.01 category: FASHION author:

懲りずにAldenネタです。全4回シリーズですのでもう少々お付き合い下さい。

2足目のAldenから半年も間を空けずに出会ってしまったプレーントゥ・・・

渋谷のIllminateにたまたま立ち寄った際に何故か(?)マイサイズの一足が入荷しており、足を通すとピッタリ。

When I poped in Illminate in Shibuya, these shoes in my size were waiting for me(?) and a perfect fit.

迷う振りをしてみましたが、すぐに購入してしまいました。

というのも前回2足は全く同じモデルなので、当然同じラスト(木型)。

Aldenといえば矯正靴の分野を開拓したという歴史があり、豊富なラストがあるのも特徴の一つです。

そうなると履いた事のないラストは気になるもの。

そして矯正靴としての機能を代表するモディファイドラストは一度履いてみたいと思っていました。

しかも2足目でタフに履けるという味をしめたアルパインカーフを使っているなんて買わない理由がありません(と当時は思った)。

 

以前のポストでも少し触れたオールウェザーウォーカーはチャッカと同じバリーラストです。

同じ革を使用したプレーントゥですが、このモデルはなぜかモディファイドラストなのです。

もしかしたらどこかの別注モデルなのか、昔はカタログにあったモデルなのか、その辺りは不明ですが、そんな靴にマイサイズで出会えるなんて、買わない理由がありません(2回目)。

 

ところで、モディファイドラストと言えば土踏まずが盛り上がったスニーカーのような形が特徴の一つですが、もう一つ大きな特徴として履き口が外側の方が低い事が挙げられます。

踝(くるぶし)に履き口が当たるのを防ぐ役目がありますが・・・

僕が持っている一足は何故か左足の履き口の方(特に内側)が高いのに今日気付きました。(今更過ぎますね・・・)

Aldenはよく大味な作りで個体差もあると聞きますので、全く気になりませんがこうして見てみると面白いです。

それよりもこの靴は同じ革を使ったチャッカと比べても明らかに柔らかいのです。

履いた時の印象としては「フニャ」という感じで、ストレスが全くありません。

ラストとプランテーションクレープソールもあいまって本当に疲れない一足です。

雨にも強い革を使っている事もあって、登場回数は必然的に多くなります。

 

東京に比べるとParisの街は靴が汚れやすいのでタフな靴が合う気がします。

Compared with Tokyo, tough shoes match well here because shoes get dirty easily in Paris.

 

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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