もともと料理は好きなのですが、パリに住むようになってから、料理をするのがとても楽しいです。その理由は、食材が面白いから。マルシェにもよく行きます。
家から歩いて5分ほどのところに、パリで一番大きなバスティーユの朝市がたつのも大変ありがたい。「1ユーロ!」の声が飛び交う威勢のいい激安店から、こだわりの食材をちょっとだけ置く無農薬のお店、食べ歩きできるサンドイッチ屋さんやジューススタンドまで幅広くて、何度行っても新しい発見があって飽きません。
最近のお気に入りは、ピカルディから来る農家さん。
りんご、じゃがいも、洋梨しか売っていなくて佇まいは素朴そのもの。
本当に彼らがもぎたて掘りたてを市場まで持ってきているようで、大きさも不揃いだし、見た目は華やかではないし、マルシェの端っこにあるのですが、行列しています。
じゃがいもはいくつか種類があり、いろいろ試してみてますがどれも美味しい! しかも安い!1キロ1ユーロ。
そのお店の一番のお気にいりは、砂糖を加えない、しぼりたてのりんごを瓶詰めしたりんごジュース。香りも味も濃いのに、さっぱりしていて本当にびっくりするほど美味しい。洋梨ジュース、カシスとりんごのジュースもあります。
ファッションも料理も「素材がいいものをシンプルに」というのが好きです。