以前ご紹介したBrift Hの長谷川さんが書かれた靴磨きの本。
この本の前書きで、”革靴について困ったことがあればすぐに開いてもらえるような、あなたの「相棒本」にして頂ければ” と書かれているように、本自体のデザインが素晴らしく、テーブルやソファーになにげなく置いてあっても様になりそうです。
Like he says “Wish this to be a partner book of you whenever you need help about leather shoes” in his foreword, the design of book itself is fabulous and it would look nice to be put on tables or sofas.
こういった専門書で内容だけでなく、本の装丁までこだわっているのはとても珍しいと思います。
内容に難しい言葉や専門用語をなるべく使わず、分かりやすく説明しているという点にも表れているように、そのこだわりは常にお客様目線であり、特に使う人の事がよく考えられていると思われるのはこちらのディテール。
コデックス装という製本方法が使われているため、ページを開いたままキープできるのです。
その為、靴磨きの際にこの本を横に置いて、確認しながら作業をする事が可能になります。
ついでに言うと、使われているオレンジの糸も紙の質感と相まって、とても格好良いです。
Moreover, it looks great with orange thread on the texture of paper.
靴磨きのテクニック以外にも、靴の選び方やトラブル対処法、そしてQ&Aまであり、読み物としても面白いです。
この本を読むと靴磨きがしたくなる、そんな本です。
僕の場合は「よし、やるぞ!」と思ってからすでに一週間が経過しちゃっていますが・・・
そんな方は青山(札幌にもあります)のBrift Hにお願いするのが良いかもしれませんね。
Seki