LIVIN' IN PARIS

MHL.

date: 2017.04.24 category: SHOP author:

Parisに来てから気になり始めたブランド、MARGARET HOWELL(イギリスのブランドですが・・・)

MARGARET HOWELL, a brand from England, has caught my heart since I started living in Paris…

Londonで買ったシャツもすごく良い仕立てで愛用しています。

The shirt which I bought in London is also well made and it’s one of my favourites now.

そんなMARGARET HOWELLの別ラインMHL.のParis初のショップがマレにあります。

フランスのフラッグシップショップとして、初めてのショップがParisにオープンしたのが2009年のこと。

その後2015年にマレ地区に2号店をオープンしました。

MHL.はMARGARET HOWELLのディフュージョンラインではないので、MARGARET HOWELLのショップにもセレクトされたMHL.のアイテムが並んでいます。

マドレーヌにある1号店との差別化(エリアの特性もあるでしょう)の為、マレの2号店は今年の2月からMHL.のショップとしてリニューアルオープンしました。

カフェなどが多く立ち並ぶRue de Bretagneから一本入った路地にあるショップは、マレの喧噪を忘れてしまうクリーンで静かな空間です。

店舗のデザインもMargaret自身がするという事もあり、全ての場所から彼女のこだわりを感じる事ができます。

セレクトされた器等も並びます。

 

個人的に良いなと思ったディテールはこちらのハンガーラック。

Especially what made me impressed is the detail of this hanger rack.

切り込みが入っているので常にハンガーの間隔を一定に保つ事ができます。

前職のショップ時代は自分の指の本数などで調整して、常に一定になるようにしていましたが、このディテールを使えばどんなに忙しい時にもラックが乱れる事がありません。

お客様が服を手に取り、スタッフが接客したりと、ショップの動きを先読みしたディテールだと思います。

また洋服屋の性なのか、どうしても多くの洋服をご紹介したいと思うとラックにギュウギュウにかけてしまう事もありますが、これを使えば欲望(?)を抑える事ができ、店頭のディスプレイをコントロールすることにつながります。

 

MHL.の商品は日本で作られているものもあり、特にこちらと一緒に作っているデニムのシリーズはヨーロッパで高い人気を誇っているようです。

Margaretが惚れ込んだデニム。うーん、気になりますね・・・

過去にはAldenやNew Balanceなど(もちろんTricker’sも)とコラボレーションし、数々の名品を生み出してきた事からも、デザイナーの厳しい目で選ばれた取り組み先はやはり気になってしまいます。

いつか機会があれば試してみたいです。

Seki

 

MHL.

37 Rue Debelleyme, 75003 Paris

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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