19区のラ・ヴィレット公園でやっている野外映画祭に行ってきました。
広大な芝生の広場に巨大スクリーンが設置され、ピクニックをしながら夏の夜を文化的に過ごせる、しかも無料!
毎年、世界各国、新旧問わず、色々なジャンルの映画を上映しています。日本映画も。 今年は、河瀨直美監督の「あん」、伊丹十三監督の「たんぽぽ」の二作品でした。 (見たかったけど日程が合わず残念)
私達が行った日の演目は「グッド・フェローズ」。音声は英語、フランス語字幕なので心配でしたが、一度みたことのある映画なので、まあ、なんとかなるかなぁと。最後まで楽しく観られました。フランス語の勉強にもなった(かも?)……。
19区のはじっこ、ちょっとへんぴな場所が会場なのですが、メトロ5番線のPorte de Partin駅を出ると、もう目の前がヴィレット公園。意外と便利です。
日没した後、22時から始まるんですが、 夏はなかなか日が暮れないので、映画の前にピクニックしながら待っている人がほとんど。 夕陽を浴びながら、ワインとつまみで日没を待ちます。
ただこの野外映画で気をつけたいのは、考えられないほど寒くなるということです!かなり軽装備で行ってしまい、後悔しました…。毛布を借りることもできますが、すでに売り切れていました。有料ですがデッキチェアも借りられるようです。
そして、もうひとつ気をつけたいのが、お酒を持ち込む場合は、ビールでもワインでも、瓶だと入り口で抜栓させられること…。理由は全然わかりません、笑。テロ対策なのでしょうが、その基準がまったく意味不明…。抜栓したそばから劣化するビオワインを数本持ち込んでいた我々は肝を冷やしましたが、パリ名物のふし穴セキュリティにより、無事にスルーすることができました。よかった。
8月20日までやっているようなので、パリにお越しのかたは、防寒対策をしてぜひ。
OKAMOTO