LIVIN' IN PARIS

BLACK BOOTS

date: 2018.04.05 category: FASHION author:

デニムにブーツはなんだかずっと好きなスタイルなのですが、それはきっと自分が持っていないタフさだったりへの憧れから来るものなのかも、なんて思ったりしています。

まあ単純にモノとして格好良いからという理由の方がメインなのですが。

黒いブーツは20年近く前にDr.Martensの8ホールを長めの白いシューレースで履いていた以来で、昨年あたりから良いのがないか探していました。

本命はやはりAldenで、カーフのミリタリーラストでプレーントゥというまさに理想的なモデルだったのですが、10万超えなんですよね・・・

ちょ、ちょっと高いかな・・・とひるんだ後に見たRed Wingも良かったので、決めようとしていたのですが、何か違う気が。

そんな中、渋谷のGRACEにて発見したのが、このL.L.Beanのブーツです。

I’ve been looking for black boots since last year, and finally I found nice ones of L.L.Bean at GRACE in Shibuya.

ブランドチョイスの面白さもありながら、この端正な顔つき。

本格的なワークブーツよりトゥのボリュームが抑えめで、細いパンツに合いそうです。

本来は丸紐が付いているのですが、GRACEのオーナーの趣味により古い年代の平紐に交換済み。

これだけでだいぶ表情が変わっているんだと思います。

ソールの雰囲気は実用性重視という感じで高級感はありませんが、この辺りはいずれオールソールする時に考えれば良いでしょう。

グリップは良くて歩きやすいです。

 

ところでこのブーツ。インソールがスポーツタイプのかなり厚手のもので、刻印がこちら。

そうです。CHIPPEWA社が生産を担当したブーツなのです。

Yes, These boots are produced by CHIPPEWA.

調べると過去にもこのコラボレーションは行われているようで、このモデルも特に古いものではないそうです。

アッパーの素材はオイルがたっぷり入ったHorween社のもの(クロムエクセルっぽいけど、どうなのでしょう)で、個人的にはたまらない組み合わせとなっています。

履いてみたバランスもなかなか。

ただ一つの問題は、このモデルは(というよりワークブーツ全般に言えるのでしょうが)アンライニングなのでアッパーのオイルドレザーの内側が靴下に当たるんですね。

写真のように白いソックスで履くと、「黒いソックスでしたっけ?」というくらいとんでもないことになります・・・

黒いソックスで履くしかないのですが、あいにく手持ちは白のみ。

という訳でまだ全然履き込めていません。

そして、今回日本からの荷物が多すぎて、現在このブーツは日本に置いてけぼりになっています。

次回の日本滞在では黒いソックスで履くか、はたまたライニング有りの黒いブーツを探すか(Aldenとか・・・)迷うところです。

いやいや、迷っちゃダメですよね・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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