今まで民藝と言われるジャンルはノータッチだったのですが、単純に見た目が美しいものにはやはり惹かれてしまいます。
特に気になっているのが「箒」というもの。
前回のPARKSショップで自分用に購入した右の箒は、群馬県は利根沼田の座敷箒で、こちらのショップの別注品です。
左は前回東京に行った時に出会った、山形県の庄内地方で作られている箒で、持ち手には日本三大刺し子と呼ばれる「庄内刺し子」が施されています。
どちらも卓上サイズの小さめの箒で、カラーリングもなんだかモダンなのです。
Both of them are small side for a table and their colors are somehow modern.
掃除の道具としてしか見ていませんでしたが、こうして並べてみると箒ってなんだかとっても格好良い。
日本を離れて暮らすと日本のものの魅力に気付くという、典型的なパターンなのかもしれませんが。
Perhaps it’s a typical to notice the attractiveness of Japan once we live outside of Japan.
ただ、僕の好きな洋服と同じ「伝統的なもの」「人の手仕事が感じられるもの」「クオリティの高いもの」には共通の魅力があるとも思っています。
長い間残っているものは「良いもの」の基準の一つになるのではないでしょうか。
そしてここも洋服や靴と同じポイントですが、やはり道具は使ってこそ美しさが際立つというもの。
まずは食事後の机の上のパン屑を掃く事から始めてみましょうか・・・
Seki