About the scene of shops in Japan
date: 2018.10.10 category: OTHER CITY author: SEKI

またまた日本のショップを紹介しようと思うのですが、その前に。
前回の日本滞在で気づいた事。
What I noticed during my previous visit in Japan.
面白いショップは少し駅から遠かったり、アクセスしにくい場所にあるというのが最近は常識(?)になりつつあるような気がします。
S Hを取り扱って頂いている岐阜のショップに伺って、オーナーとお話しした時にも「以前は駅前でやっていたのを数年前からあえて駅から離れた(その代わりに素晴らしい物件←僕の感想です)場所に移転してきた」と聞いてなるほどと納得。
日本の主要都市は駅ビルにショップと集客が集中していて、そこに出店している大手資本の会社とは(物理的にもビジネス的にも)距離を置き、独自の世界観を作ってお客様を魅了するショップが増えてきているのを改めて感じます。
もちろんそういったショップは昔からあったのかもしれませんが、地図アプリやSNSなどのツールが発達した事により、自分たちのショップをお客様に伝える手段というのは増えてきていると思います。
これは個人的にもよく思うのですが、果たして人通りが多ければお客様はその分増えるのか?という疑問です。
確かに店に入ってくる人数は多いかもしれませんが、そのショップが紹介したいものがその多くの人たちに響かなければ、結局は意味のない集客になってしまうのではないかと思うのです。
そういった観点から考えると、駅から離れた場所にショップを構える意味というかメリットは実は大きいと考えます。
(必ずしもアクセスが悪いというのが条件ではないでしょうが、ショップを作る上でとても重要な要素=魅力的な物件は、駅前通りにある店舗物件よりもそこから離れた場所にある例えば古い倉庫や工場の跡地などが当てはまる場合が多いと思います)
この事は新しくショップを始めたい人にとっては良い追い風になっていると思います。
(それでもショップを運営するのはとても大変なことですが)
ショップ紹介をするつもりが、前置きが長くなってしまったので肝心の本番は明日に続きます。
僕が好きなファッション(服だけに限らずスタイルやそこに関わる人たちを指します)は必ずしも奇抜で新しいものという訳ではなく、どこかで人と違うことをしたい(装うことでもビジネスでも生き方でも)という天邪鬼?捻くれ者?な考え方が根底にあると思っています。
My favorite fashion (not only clothes but also styles and people around them) doesn’t need to be outstanding or something new. The way of thinking to be something different from people (it could be how to dress or way of business or life) is always based on.
「皆がやっている事ならそれはその誰かに任せて自分は違う事をやる」
“What people do is for someone who knows it. I do something different.”
そんな考えを持っている人にどうしても惹かれてしまうし、そういう人に会いたいから僕はこの仕事をしているのかなと考えてみたりするのです。
I’m attracted by someones who have this idea, and always want to see someones like this. Perhaps that’s the reason why I work as a fashion improver.
Seki