LIVIN' IN PARIS

Thinking about new denim

date: 2018.11.09 category: FASHION author:

そろそろ新しいデニムが欲しくなる時期。

というのも、今の主力は写真の2本。

どちらもKaptain Sunshineのものですが、手前はだいぶ色落ちが進行しているので合わせるアイテムはそれなりに選びます。

奥の太いタイプはまだ色が残っていますが、僕が好きなのはやはり細身のデニムのようで。

手前の細いタイプをここ何回か日本に行くたびに探しているのですが、意外と見つからない。

今まで穿いてきたデニムの中でシルエットと色落ちが最高なので、もう一本欲しいのです。

 

昔はデニムを「育てる」という感覚で穿いていましたが、今は普通に穿いた結果「育った」というのが良いですね。

適当に穿いて適当に洗う、その結果さらに格好良くなるなんて、ああ素晴らしきデニムたち。

こんなの書いてたら、まだ見ぬデニムをいろいろ穿いてみたいとも思ってしまいます。

Instagramなんかでも面白そうなデニムブランドをチェックしていますが、やはり皆さん基本は太めシルエットのビンテージスタイルなんですよね。

そういう理由もあって、Kaptain Sunshine以外で穿きたいと思うものには未だ出会えていない状況です。

 

あとは最近はここに行くともちろんデニムの話がメインになるので、やっぱり本物のビンテージも良いなと思いつつ。

でも相場を見ると気楽には穿けないですよね、もはや・・・

どうせ穿くなら色が濃いものを、なんて思うと結構びっくりするプライスになっちゃっています。

 

それでもビンテージのクオリティにせまる数々のブランドから自由にチョイスできるのですから、デニム好きには良い時代とも言えるかもしれません。

復刻という言葉では括れない、未来のビンテージになり得る物作り。

そう考えるとデニムってもはや「クラシック」なんですね。

I would say denim is “classic”.

古いとか新しいとかじゃない、もっと普遍的なもの。

It’s not old or new, it’ more universal.

皆様も素敵な週末をお過ごしください。

Have a good weekend.

Seki

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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