LIVIN' IN PARIS

TANDEM

date: 2018.12.17 category: FASHION author:

ベルト選びって一番難しい。

そう思うのは僕だけではないはず。

I’m sure that I’m not the only person who think selecting belt is the most difficult.

コーディネートの中では地味な存在だし、たいていの場合は隠れてしまって見えていないことも多いもの。

お洒落な人はそのベルトを効果的に使うことができるのでしょうが、僕は残念ながらそうなれていません。

たいていは使い勝手の良いベルトを手に入れると、そればかりを(たとえどんなコーディネートでも)合わせてしまいます。

 

ただ、その使い勝手の良いベルトというのがなかなか難しい。

見た目、重量、ともにあまり重たくならないもの。

メンズのベルトの一般的な幅は30mmですが、それよりは細い方が好みです。

25mm〜28mmあたりが理想です。

それ以下だとちょっと華奢すぎるかも。

 

というわけで先日買ってみたTANDEMのリングベルト。

TANDEMはDhalの水谷さんが手掛けるもう一つのブランドです。

TANDEM is the other brand Ms. Mizutani of Dhal produces.

ブランドについてはこちらの方のコメントがとても分かりやすいかと。

 

リングベルトといえば、コットンのテープなどが使われることが多く、オールレザーのものは珍しいと思います。

確かに使い始めはレザーが硬いので、リングベルトには不向きな印象を受けますが、数回使用すればレザーが馴染んで使いやすくなりました。

何よりリングとレザーのコントラストがタフな印象で格好良い。

二つ並んだ金具も程よいアクセントです。

このバランスが成立しているのもレザーが薄く、コバの仕上げなどをしていない簡素な作りだからこそかと。

これでハードだったり高級感のあるレザーだと、ちょっと嫌らしい感じになっているかもしれません。

そしてそれは価格にも反映されていて、コットンのリングベルトと同じくらいというのも大きな魅力。

個人的にはベルトは力が抜けている方が好みなので、ちょうど良い存在です。

 

先週末から発売しているAnonymous JW-02との相性もバッチリ。

そういえば黒のレザーベルトって久しぶりかも。

 

何はともあれ、これでしばらくベルトには困らなそうです。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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