LIVIN' IN PARIS

Plain toe boots

date: 2020.03.02 category: FASHION author:

年末に入荷してから自分で履くのが嬉しすぎて、なかなかBlogに書くことがなかったLe Yucca’sのブーツ

なんか最近、文章書くのがしんどくなってきたのですが、こんな時こそ原点に帰って好きなアイテムの紹介をひっそりとやっていこうと思います。

 

プレーントゥのブーツ(黒)はずっと探していたアイテムの一つで、2年前にL.L.Beanのブーツを買ったは良いものの、白ソックスへの色移りが気になってお蔵入り。

(やっぱりソックスは白が履きたいのです)

ライニングが無いワークブーツはおそらく全滅なので、さてどうしようかと思っていました。

 

そんな時にPARKS Parisのオープンが決まり、ずっと取り扱いたかったLe Yucca’s でそうせなら自分が一番履きたい型をオーダーしました。

(公私混同って言います)

 

Le Yucca’s と言えばベジタブルタンニン鞣しのレザーが有名ですが、個人的にはもう少しクラシックな方に持っていきたくてボックスカーフで作ってもらいました。

それでもやっぱりクラシックにはなり過ぎず、このモダンさ。

こうして見ると少し高めのヒールですが、履いてみると全く気にならない高さです。

硬そうな見た目とは裏腹にもの凄く履き心地が良いのも特徴です。

それもそのはず、デザイナーのユカさんは元々プロアスリート用のシューズを手掛けていた経歴があります。

履きやすさ、歩きやすさを何より重視した作りは靴の本質だと思いますし、これは所有した方にしか分からない事だと思います。

 

そしてこれも履いてみなければただのデザインだと思ってしまう箇所。

 カーレーサーのドライビングシューズで採用されていたディテールで、屈曲にストレスがないようになっています。

これ、何気ないけどとても気の利いているディテールだと感じています。

 

こうして新品の状態でもずっと眺めていられる美しさがありますが、数ヶ月履いた状態は更に美しい事になっています。

シワの入り方も含めて、とにかく格好良い。

これを見ると、PARKS Parisでもう一足取り扱っているギリーシューズも欲しくなってしまい・・・Le Yucca’sはリピーターが多いというのも頷けます。

 

新しく買った靴だから、という理由だけではない履いた時の高揚感がある靴は本当に久しぶりで、10年くらい前に初めてのAlden(コードバンチャッカ)を購入した時以来でしょうか。

履いている足元を見てはニヤニヤしてしまうような感じと言ったら伝わりますでしょうか。

How can I explain this feeling…? Le Yucca’s makes me excited and smile.

 

靴が変わるだけでここまでテンションが上がるのであれば安いものです。(全然安くない)

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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