フランスでは昨日から外出規制が緩和され、許可証無しでも外出することができるようになりました。
本日から再開するPARKS Parisの準備のために、約2ヶ月ぶり(3月は日本に出張でそこから戻ってずっと引きこもっていたので)に地下鉄に乗ったのですが、感染を予防するために徹底した取り組みがなされています。
写真のように座ってはいけない座席が明示されており、床には他人との距離を取る目安のマークが。
もちろんこの状態で乗るためには普段よりも定員が少なくなりますので、朝夕の混む時間帯に利用するには証明書が必要です。
証明書不携帯の場合は罰金で、マスク着用も義務付けられています。
駅の入口の看板。
この辺りのデザインはやはり上手だなと思ってしまいます。
(ちゃんとトリコロールだし)
Well designed tricolore sign caught my eyes.
それにしても、昨年まではマスクをするのなんて日本人旅行者だけ(なのでマスクしてたら目立つ)という状況でしたが、今では多くのフランス人がマスクをしています。
パリの地下鉄と言えば車内の轟音に負けじとフランス人たちの大声の話し声が特徴(名物?)でしたが、マスクをして静かに乗車しているのを見ると異様な雰囲気すら感じてしまいます。
地下鉄の駅を出て外を歩くと、すっかり気持ちの良い季節になっていますが、Parisの風物詩のカフェのテラス席の風景が見られるのはまだまだ先になりそうですね。
とは言え、まずは外出規制の緩和という一歩を踏み出した事を前向きに捉えて、毎日を過ごしていきたいと思います。
Seki