LIVIN' IN PARIS

Leica SL #2

date: 2020.10.02 category: PHOTO author:

昨日の続きです。

 

ライカ純正のレンズはとても手が出ない価格(中古もMに比べると圧倒的に数が少ないです)ので、前から気になっていたSIGMAのズームレンズを選びました。

Lマウントアライアンスと言って、ライカ、シグマ、パナソニックが共通で使えるよう皆で開発しましょうというプロジェクトがあります。

その為、この組み合わせもある意味では「純正」と言っても良いのかもしれません。

こんな組み合わせをする方もいたりして、色々と試してみると楽しそうです。

 

X-T10を購入するときにはウェブを読み漁って「どうやら単焦点レンズというのが良いらしい」という事になったのですが、ある程度いろいろなレンズを試してきた今ならズームレンズというチョイスもアリかもと思い購入しました。

ズームしてもF値が2.8のまま固定なのも使いやすそうですし、お値段もそこそこで買いやすい、というかこの機能であれば安いのでは?

あとは周りの変態性の強い方達がSIGMAを愛用しているのも以前から気になっていたポイントです。

 

もちろん、マウントアダプターを付ければMレンズも使えます。

M8と一緒に購入したVoigtlanderが似合う似合う。

フードもM8だとちょっと大きいかなと思っていましたが、SLだとフードがあってちょうど良いバランス。

 

Mレンズの時にはオートフォーカスが使えないのですが、電子ビューファインダーの視界がクリアすぎて、拡大機能を使えばレンジファインダーよりも数倍合わせやすい。

オールドレンズをSONY αとかで楽しんでいた人はこういう気分だったのかと今更ながら納得。

どれくらいクリアかと言いますと、ファインダー覗いていると目が痛くなるほどです。

 

普段はあまりやらないですが、変態的な合わせでこんなのもアリかと。

ちなみにこの「マウントアダプター」という代物、ライカ純正だとびっくりするくらい高いです。

M用を見て「高いなー」と思って社外品にしましたが、Rレンズを使うアダプターなんて更に2倍以上で、中判のSレンズ用のアダプターなんて20万を超えますからもう何が何だか・・・

でもマウントアダプターを付ける事でライカの他のマウントレンズが使えるのは夢が広がりますね。

特にライカの一眼レフ用だったRレンズはどうやら銘玉揃いのようで、中古のお値段もMに比べて買いやすい。

ただ、R用のマウントアダプターは全長が長いので、レンズによってはちょっと不格好かもなとも思ったりします。

 

・・・と、ここまで書いてみると自分がすっかり「沼」にハマっている事に気付きます。

…When I wrote up to this point, I realized that I’m completely in a swamp of Leica.

2年前に引用させて頂きました文章。

 

“なお、Leica M8 / Leica M8.2 が初めての Leica だという場合、それが 「沼」 への入り口になるかもしれないということを最後に書いておきます。”

 

これはどうやら完全に正しかったようです。

諦めて「沼」に頭まで浸かるしかないのでしょうね。

皆様もいかがでしょうか?

きっと楽しいと思いますよ・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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