LIVIN' IN PARIS

SUNSEA

date: 2020.12.10 category: FASHION author:

服は毎シーズン色々と買いますが、冬用のコートというのはここ数年買っていません。

欲しいコートに出会えていないというのもあるのですが、コートって場所とるからたくさん置いておけないというのが一番の理由ですかね。(じゃあ靴はどうなんだという声が聞こえてきそうですが)

後もう一つの理由は「もうコートを持ってるから」これに尽きます。(じゃあデニムはどうなんだという声が聞こえてきました)

 

ダウンはもう10年以上着ていないので、真冬のコートといえばウール系一択(嘘です。コットンのもあります)の私ですが、ずっと着ているのがこのSUNSEAのコート。

クラシックなグレンチェックのウールに薄く中綿が入っているというちょいと捻ったコート。

中綿が入っている分、表生地はそこまで分厚くなく、ロングコートなのに軽さを感じられるのも長年愛用できている理由ですかね。

メルトンのような目の詰まった生地ではなく、柔らかく毛羽立ちやすいのでブラッシングは必須です。

日本にいる時から着ているから6年くらい前ですかね、買ったのは。

と思って調べてみたら7年前でした。

(今とほとんど同じ格好してる・・・)

 

当時は(シルエットが)大きいコートだな〜、と思っていましたが、昨今のビッグシルエットブームからするとむしろクラシックなサイズ感にも見えます。

もちろんある程度のゆとりがあるので、中に厚手のジャケットも着込めます。

中綿は保温性だけではなく、襟やポケットのフラップの丸さを強調するデザインにも一役買っています。

重たくないロングコートって良いなって改めて。

どの服も買うときは長く着ようって思うのですが、全部がそうなる訳でもなく。

結果的に「長く着ている」だけなんですが、着なくなる服との違いってきっとあるんですよね。

それはこのコートのように素材だったり、あとはポケットが使いやすいなども重要です。

As a result, I just “wear it for a long time”, but I’m sure there are differences between clothes that I stop wearing.

It could be the material like this coat, or it could be the pockets.

逆に変な毛玉ができたり(良い毛玉はある。嫌いだけど仕方ない。でも変な毛玉は駄目なんです)ポケットが使いにくかったりすると、自然と着なくなってしまいます。

個人の好みはそれぞれ違うので、この話は「僕にフィットした服」という事でしかありません。

皆さんも自分にフィットする服を探す為にはマニュアルなどを参考にせず、気になる服を色々と試してみてください。

気付けばいつも着てしまう、そんな服が理想ですね。

 

なんて書いていたら新しいコートが欲しくなっちゃいました。(毎回繰り返すこの思考)

年明けから来年の秋冬の展示会が始まるので、そこを見ながら考えてみようかと。

普段の買い物は展示会ではなくショップでの出会いを楽しみたいのですが、コートはゆっくり半年前から選ぶのも良いかもしれません。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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