LIVIN' IN PARIS

Film photography #1

date: 2022.05.09 category: PHOTO author:

フィルムカメラで撮影したのをフランスに戻ってきてから現像しました。

1月末に日本に着いてすぐ隔離された施設にて、窓からの景色。

 

現像してみるとその時の記憶が蘇るなんて言うとちょっと大袈裟かもですが。

撮影してすぐに見られないのはデジカメにはない面白さがあります。

デジカメで初めて使ったのは20年前のソニーのサイバーショットでした。

どんなモデルだったか調べてみたのですが、記憶が曖昧で思い出せません。

2003年あたりだったと思うのですが・・・

別でこんなサイトもあり、1990年代のデジカメのデザインの豊富さが分かります。

 

話が逸れましたが、フィルムカメラの良いところはISO感度が途中で変えられないところです。

これって当たり前なんですが、普段デジカメを使っているとなかなか忘れがちな事実だったりします。

 

デジカメだと普段は上限ISOを決めてオートに設定する事が多いです。

ただライカM9-Pはオートにせず、その都度ISOを固定で変更しながら撮影しています。

シャッタースピードもマニュアルにして、MPと同じような使い方にしています。

それでも夜の撮影など途中でISO感度を変える事ができるデジカメと比べ、暗ければ撮影を諦める(もしくは息を止めてスローシャッターを切る)しかないのは自分にとってとても新鮮な体験です。

僕ら世代は皆さん同じでしょうが、学生時代は写ルンです(使い捨てカメラって呼んでましたが、正しくはレンズ付きフィルムらしいです)を使っていました。

でも当時はISO感度がどうとか、画角がどうなんて気にした事なかったな。

ただシャッターを押すだけで写真が撮れるから。

 

昔からフィルムカメラを使っていた人たちは当たり前に持っている知識を、僕は20年近く持たずにデジカメを使ってきました。

だってカメラが勝手に撮影してくれるんですもん。

でもその分、あまり撮影をすることに興味を持てなかったのは事実。

誰かが撮った写真を見るのは好きでしたけど。

 

だから写真を撮る事があまり好きではない方がいたら、機械式のフィルムカメラを買って撮影してみるともしかしたら好きになるかもしれません。

できればライカで・・・

 

今年はなるべくたくさんフィルムで撮影したいなって思っていますが、果たして。

飽きっぽいのをどうにかしないと。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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