先週末の夜。
新しくオープンするショールームで、新しく始まるブランドの話を。
思いのほか盛り上がり、気付けば明け方の4時を回っていました。
Parisの生活のことやファッションのことなど話が尽きず、楽しい夜でした。
8年前にParisに来たときはなるべくフランス人と仲良くなりたかったので、日本人とはあまり付き合わないようにしようと思っていましたが、この歳になってParisで活躍している友人たちと話せるのは刺激的で楽しいものです。
この日の酒の肴はこれ。
今はもうなくなってしまったミスターハイファッション。
パリやロンドン、そしてアントワープまで、この雑誌でたくさんの海外デザイナーを知り、行ったこともないヨーロッパに想像を膨らませていました。
ファッションページも攻めた内容で格好良く、毎号を楽しみにしていた雑誌です。
そして今改めてみてもその情報の深さと量に圧倒されます。
やはりプロが作った雑誌というのはすごいなと感動。
キムタクは今も昔も格好良いし、あらゆるファッションが本当に似合いますね。
この日にいた人たちは普段やっていることも着こなしも違うのですが、世代が近いから同じファッション観を持って話ができます。
まさに共通言語。
アメカジからモードまで雑食にたくさんのファッションを通ってきたのは今の40代の特徴だと思いますし、それは間違いなく雑誌の影響が大きいでしょう。
自分の原点である雑誌を、時を経て改めてParisで眺める日が来るとは。
人生は面白いものです。
今度また改めて雑誌を見直しにショールームにお邪魔しようと思っています。
Seki