日本から届いた荷物。
こんな箱で納品されるのも「らしさ」があります。
中を開けると、数年前から構想を聞いていたPLAYGROUNDの本が。
PLAYGROUNDが5年間で取り扱ってきたNIKEのスニーカーを100足紹介したもの。
1995年から2021年のモデルが紹介されています。
この本はPARKS Paris用に仕入れているので、スニーカー好きのフランス人の反応が楽しみです。
個人的にはここ数年間のスニーカーブームはあまり良いとは思っていません。
まるで株や何かのように、高額かどうか、レアかどうかで判断されるスニーカー。
スニーカーとは本来はファッションの一部として、スタイルありきで選ぶものだと思っています。
そんなブームの中にあってもPLAYGROUNDは独自の視点を持ち、オーナーの草賀さんが良いと思ったモデルを買い付けているところに共感していました。
人々の記憶に残るモデルから、忘れられそうなモデルまで、たくさんの魅力的なスニーカー。
復刻ばかり、色違いばかりを発売している今のNIKEと比べると、なんて意欲的でチャレンジングなデザイン、テクノロジーがあったのだろうと驚かされます。
そしてその頃は僕もNIKEに夢中になっていたのを思い出します。
辞書のようなサイズもとても美しい装丁の一冊。
スニーカー好きだけではなく、デザイン好きな方にもおすすめしたいです。
それでは皆様、素敵な週末を。
Seki