LIVIN' IN PARIS

SALOMON

date: 2024.01.09 category: FASHION author:

年末のシャモニーで購入したSALOMONのブーツ。

雪山にいるとSALOMONが格好よく見えるんです。

元々はスキーブランドですから、当然とも言えますが。

僕も子供の頃スキーをやっていたので、SALOMONはそのイメージが強いです。

 

それにしてもSALOMONって、いつからファッションシーンで受け入れられるようになったのでしょうか?

僕の記憶でそれを認識したのは、まだフランスに引っ越してくる前。今から10年くらい前でしょうか?

ファッションウィークでParisを訪れたのですが、THE BROKEN ARMのウィンドウに飾ってあるスニーカーがSALOMONだったのです。

好感度なセレクトショップがSALOMONを提案している!という衝撃を受けたのを覚えています。

その後、日本のセレクトショップでも取り扱いが増え、今ではお洒落な人の足元にはSALOMONというイメージが定着しつつあります。

そんな流れもあってか個人的には避けてきたブランドでもありますが、ずっと気にはなっていたのもまた事実。

今回の滞在に履いていったのは雪山よろしくParabootでしたが、氷点下だとちょっと寒い。

加えてだいぶ減ってきたソールは凍った雪の上では滑る。

というわけで、半分は必要に駆られて、半分は興味本位でSALOMONのショップに行ってきました。

最初は一番強そうなモデルを買おうと思いましたが、履いてみるとさすがにゴツすぎるかなと思い、その次に強そうなモデルを買うことにしました。

 

こういった機能性を重視した靴を履くことはほとんどないので、履いてみて驚きました。

足の指先が全然冷たくない。

そしてソールも滑りにくい。

クラシックな革靴ばかりを履いていたので気付きませんでしたが、世の中にはこんな便利なものがあるんですね。

 

見た目のボリューム感もさほど気になりません。

とはいえ、街中ではオーバースペックということに変わりないので、どれくらい登場回数があるか。

冬の山に行く時の必須アイテムになることは間違いないですが。

今週のParisは雪もちらつき、とても寒いので早速出番があるかもしれません。

 

「こういうアイテムもありなんだ」ということに気付かせてくれた2023年最後の買い物でした。

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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