LIVIN' IN PARIS

New lens

date: 2020.07.21 category: OTHER author:

M8を購入してからずっと「いつかライカのレンズを使ってみたいな」と思っていました。

Since I bought M8, I’ve been thinking of attaching Leica lens on its body…

ずっと使っているフォクトレンダーも素晴らしいレンズですが、やはりライカボディにライカレンズは憧れでして・・・

という訳で暇さえあれば中古のレンズを色々と物色していましたが、一本に絞るとなるとなかなか難しく、決め手に欠けていました。

 

M8はASP-Hというセンサーサイズなので、画角が狭くなります。

その為50mmのレンズは63mm相当なので、ちょっと使いにくそうで除外。

やはり35mmのSUMMICRONが良いのかなとも考えましたが、フォクトレンダーも35mmだし、違う焦点距離のレンズも試してみたい。

 

そこで候補に上がったのがELMARIT-M F2.8/28mm ASPHという現行レンズ。

今使っているのよりも広角の28mm(M8に付けたら35mmくらい)だし、サイズもコンパクトなのが良さそう。

と思っていましたが比較的新しいレンズだからなのか中古ではなかなか出てこず、Berlinのライカショップ(ウェブショップ)で一個ありましたが、実物見ないで買うのもなーと思っていました。

 

そんなある日、Parisに新しくできた(昨年の秋だったかな?)ライカショップに行ってみたところ、ELMARITはなかったのですがこのSUMMARON-M F5.6/28mmに何故かとても惹かれてしまい、2週間ほど考えた結果購入してしまいました。

この時は本当に試しただけだったのですが・・・

 

専用フードを付けた姿が物凄く格好良いのですが、全長が長くなるので普段は使っていません。

プラモデル的な格好良さであれば断然こっちなのですが。

 

フード無しだとレンズの出っ張りがほとんどないので、コンデジ感覚で持ち運べます。

でも考えてみると、コンデジからレンズ交換式のカメラにした時はあの一眼レフ感(レンズが大きい)を格好良いと思っていたのに、結局またコンデジのようなコンパクトさに戻っていくという。

まるでシャツのサイズ感のトレンドと同じような・・・(違うか)

 

予想通りF5.6は暗く、夜は撮影を諦めています。

日中、気軽に外に持ち歩いてパンフォーカスで適当に撮る、高級「写ルンです」スタイルで楽しんでいます。

 

しばらくはこの組み合わせ一択でいけそうです。

浮気しなければ・・・

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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