パリの冬は、圧倒的に太陽が足りないので、私は電化製品ではないのですがどうも低電力モードになりがちです。冬は発電抑えるエコモード。気づけばブログもエコになっておりました……
最近、日も長くだいぶ暖かくなってきたので、チャージ完了。ちょっと前の出来事から遡って、つらつらと書いて行こうと思います。
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2017AWメンズコレクションの期間中に行われたA.P.C.の30周年を記念するプレゼンテーションへ。
会場は普段は公開していない倉庫の中。2017AWの発表に加え、膨大なアーカイブやジャンさんのKENZO時代の服、参考資料となる40年代の貴重なヴィンテージなど、色別にずらりと並んで圧巻。
1週間くらい籠っていたかった…
ジェシカ・オグデンとのコラボレーション、キルトコレクションもあった。このシリーズはラグとクッションカバーを持っていて、今後もちょっとずつ買い足していきたいなと思っている。なんだかんだ布好きなもので。
A.P.C.は高校生の頃に初めてデニムを買って、バイト先の近くにサープラスがあったので、よく行っていた。今でもお店はチェックするし、定期的に何かしら買っている。特にサンダルが履きやすくて長いこと夏のワードローブの定番になっている。
長年好きだし、時代や流行が変わってもずっと同じ温度で好きだなと思える。常にファッションの記憶の片隅にあるブランド。そういうブランドってあんまりない。
ジャン・トゥイトゥーさんは、やっぱりすごいと思う。
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A.P.C.といえば、昨年末、メンズ雑誌「UOMO」で、デザイナーのルイ・ウォンさんを取材した。パリの本社オフィスで取材させてもらったことは、すごく光栄だった。
ぜひご一読していただきたいところだけれど、1月発売だったので、もう書店には並んでいないと思います……すみません。
さらに、3月のレディスコレクションでは初となるショーが、取材で訪れた本社で開催されました。
会場では往年の女優、カトリーヌ・ドヌーヴさんを間近で拝めて感激しました……
映画「ロシュフォールの恋人たち」と「8FEMMES」はフランス語を習い始めたときのお供でした。ミュージカル仕立てで分かりやすかったから。
ミーハーですが、パリに住んでるんだなぁと実感できた瞬間でした。