3月24日発売の雑誌「フイナム・アンプラグド」 vol.5で「フランス人に学ぶ賢い消費」というページの編集&原稿を担当しました。
全体の特集テーマは「wise spendingー賢い消費ー」。
ということで、パリを拠点にする4組のデザイナーに、フランス流の賢い消費哲学とワードローブについてインタビュー。「フランス人は10着しか服を持たない」というベストセラーを踏まえて、各デザイナーのライフスタイルやファッション観を聞きつつ、最近買ったものや自分が特に大事にしているものを紹介しています。
フイナム編集長の小牟田さんと相談しながら取材する人々を決め、結果、縁があるブランドや好きな4ブランドに取材することができました。
取材の裏側をちょっとだけお見せします……。
デ・ボン・ファクチュールのデボラは本当にチャーミング。ブログを一緒にやっている関さんご夫婦と仲がよいということもあり、取材前ホームパーティに呼んでもらったり、彼らの力を借りて話がスムーズに進みました。ちなみに関さんは、このブランドのカタログモデルをしていますー!
彼女のすてきな部屋で撮影しているところ。
ホームパーティのときにワードローブをちょっと見せてもらったりも。
ムッシュー・ラスネールのブノワとガランスは、イベントなどで何度か会ったことがあり顔見知りでした。ガランスのワードローブはどれもすてきで「着てるところを見てみたい!」とリクエストして何回も着替えまくってもらいました。ありがとうガランス!
エディションズ M.Rのマティユとレミ。彼らはお初でしたが、本物の貴公子!パリジャン! 育ちのよい、心の豊かな人たちの考え方を聞けて、目からウロコが……
ミスター・スミスのヴィンセントスミスさんは、会うたびにファッションに関する深イイ話を聞かせてくれて勉強になります。1時間の予定が2時間半くらいお邪魔してしまいました……。
彼にも着替えまくってもらいました。メインのポートレート写真で、何を着てもらうかというところにまでこだわった結果です……。
作業机もストイックです。
_____
さて、インタビュー内容はというと、本誌をご覧いただくとわかるように4者4様。らしい答えが返ってきて、ちょっとガッツポーズしました。
特に、メンズウエアを作っている女性デザイナーは、考え方やスタイルに共感できることが多いです。今回の二人も、マニッシュだけど女性らしさがほんのりあって、でも、プロダクトに関するこだわりはディテールに寄っていくのがメンズっぽい。私もまさにそうなので、すごく刺激になりました。
楽しいお仕事ができて感謝です。
こちらはリアルタイムで書店に並んでおりますので、ぜひお手に取ってみてください。