日本で職人技術に触れてきたからなのか、それともただ単に欲しかっただけなのか分かりませんが(おそらく後者)、Parisに戻ってきてからHERMÈSのカードケースを購入してみました。
I wonder if it’s because I felt some traditional Arts in Japan, or I just wanted it ( perhaps the second one), anyway I bought a card case of HERMÈS after I came back to Paris.
2年くらい前から愛用している名刺入れは、かなりの枚数が入るので重宝していましたが、蓋にマグネットを使っているため腕時計の横に無造作に置くのが怖く、結構気を使っていました。
良いのがあれば、と思いつつ探していましたがなかなか見つからず。
1、コンパクト
2、名刺の枚数が多く入る
3、できれば日本の名刺が入るサイズ
この3つの条件を満たすのって結構難しい。
そもそも1番と2番の条件は矛盾してますし・・・
3番に関しては、自分の名刺はクレジットカードサイズなので必須ではないですが、頂いた名刺を入れるので結局は必要な条件かと。
HERMÈSの革製品が素晴らしいのはここで書くまでもないですが、やはり値段が・・・高い、というか高すぎますよね・・・
とは言えせっかくParisに住んでいるのでちょくちょくショップは見に行っています。
特に左岸にあるHERMÈS Sèvresはモダンな内装と、入口すぐのスペースでやっているインスタレーションというか展示が好きでよく行きます。
I often visit HERMÈS Sèvres locates in rive gauche because I like their modern interiors and installations of entrance area.
本店より混んでいないのも好きなポイントです。
Here is not so crowded comparing with the main boutique in Saint-Honoré, which is a good point for me.
あくまでも見るだけ見るだけ、という気持ちで行くのですが、先日ふと覗き込んだショーケースにあったカードケース。
「うーん、HERMÈSらしい良いオレンジだ」なんてよく分かりもしない感想を抱きながらプライスを見ると。
「あれ?そんなに高くないかも?」
見せてもらうとステッチがなく、革を折り畳んでスナップボタンで留めているだけの簡易的(という表現は正しくない気もしますが)な作りで、これなら確かにコストは抑えられそうだなと思いました。
それよりも重要なのはこのカードケース、名刺がたくさん入るんですね。
そして横幅が広いので日本の名刺サイズ、もちろん入ります。
気付けば財布として愛用しているDIGAWELのカードケースとお揃いな感じになりました。
This is quite similar to what I use from DIGAWEL .
オレンジのトーンが違いますが、新品時はもしかしたら近かったのかな。
やはりシボ革が好きなようです。
Seki