何年くらいでしょうか。ここ数年はデニムをほぼ毎日穿いています。(この夏は日本の暑さを忘れていたのか荷物にデニムばかり入れて、暑さに耐えきれずにCOMOLIのショーツを買いました)
デニムの楽しみの一つに色落ちがありますので、たまの例外を除き基本的には新品の状態から穿き始めます。
中途半端に色落ちしてくると新しいデニムが欲しくなるのはいつもの事で、久しぶりに新しいデニムを買いました。
I’m wearing Denim almost everyday for a couple of years.
After long time, I got a new pair of denim.
RESOLUTEです。
少し前から名前は知っていましたが、興味を持ったのは実はParisに来た1年程前からです。
instagramで検索するとかなり熱狂的なファンが多いようで、色落ちしたデニムを載せているのを見て、日本に帰ったら一本買ってみようと思っていました。
そんな時、仕事先のイギリス人から「どこか良いデニムのブランド知らない?」という相談があったので、自分でも興味を持っていたRESOLUTEを推薦しまして、6月のPITTI後のParisでデザイナーの林さんにお会いする事になりました。
写真では先に見ていて「とてもお洒落な方だな」と思っていたのですが、お会いしてみるとやはりスタイリッシュでとても気さくな方でした。
ゴリゴリのアメカジやビンテージどっぷりの方ではない、フレンチトラッドをベースに感じさせるスマートな着こなしが素敵で、どうりでinstagramに投稿していた多くのファンの方がRESOLUTEにParabootやJ.M. Westonを合わせているスタイルに納得しました。
Parisではロンドンのショップとのミーティングがメインでしたので自分用は我慢して、先日帰国した際に買わせて頂きました。
中学生の時に501を購入して以来のボタンフライです。
(それ以降ずっと、頑なにジッパーフライを選んできました・・・)
そして噂には聞いていましたが林さんのお勧めするサイジングはタイトフィット(ジャストサイズとも言います)でしたので、今まで大きめサイズを選んでいた自分としては、ボタンフライとともにとても新鮮な買い物となりました。
暑い日本ではとても穿けず寝かしていましたが、本日からようやく穿き始めています。
RESOLUTEではデニム4型のみのラインナップで、色落ち加工等もないのが潔いです。
しかもウェストサイズだけでなく、レングスも1インチ刻みで用意されている店に強いこだわりを感じます。裾上げをしてしまうとシルエットが変わってしまうため、全てのレングスに合わせて型紙を別で用意しているそうです。こうする事で理論上はどの身長の人が穿いても同じシルエットになります。
購入時は気付きませんでしたが、ポケット袋布に縫製を担当した新見ソーイングセンターのタグも付きます。
さりげなく縫製工場の紹介があるというのも、今まであまり見たことがない方法だったのですが、作り手(デザイナーではなく)に興味を持つきっかけとして、すごく良いなと思いました。
それにしてもタイトフィットのデニムは疲れます・・・
今穿いているデニムを並べてみると、まるでダイエット後のようにサイズが小さくなっていますね。
上から、LVC、Kaptain Sunshine、RESOLTEです。
Kaptain Sunshineが30inchなのですが、今回の29inchとはだいぶ差があります。
デニムって伸びるんだなあと改めて思いますね。
そしてデニムって柔らかくなるんだなあと改めて思います。
それくらい新しいデニムは硬くて、「本当に伸びて柔らかくなるんだっけ?」と思わずにはいられません。
1年以上経つと忘れてしまうのですね。
色落ちも古くから穿いている順に進んでいきます。(あたりまえ)
次回新しいデニムを買うのはいつになるのでしょうか・・・?
Seki