LIVIN' IN PARIS

BG-01 #4

date: 2017.07.27 category: ANONYMOUS author:

本日は経年変化について。

と言っても、僕自身まだ2ヶ月ほどしかサンプルを使っていないので、大した経年変化とは言えないのですが・・・

白や生成りのキャンバス素材は、やはり汚れが目立ちます。

特に持ち手の部分は使っていくと黒ずんできます。

全体の見え方はキャンバスの素材としての雰囲気からか、ある程度の汚れもアジとして許容してしまう部分もあるかと思いますが、やはり綺麗な方が良いですよね。

という訳で洗ってみました。

洗濯機にそのままぶち込むのは気が引けたので、大きめのバケツで手洗い。

自宅であれば浴槽なんかでもやりやすいかもしれません。

そこにお湯と洗剤を入れて、少し浸けておきながらジャブジャブと洗います。

持ち手や気になる汚れがある箇所には、洗剤を直接付けてブラシでごしごし。

2回ほどすすいで完了です。

その後ネットに入れてから脱水だけかけたら、ハンガーで干します。

写真の明るさが違うので、見え方が微妙ですが、全体的に汚れが落ちたと思います。

完全に綺麗になったというよりは、目立つ汚れが無くなったという表現が正しいでしょうか。

底面のレザー部分は少し毛羽立ちが強くなりました。

レザーからキャンバスへの色移りはありませんでしたが、長く浸けすぎたり、濡れたまま放置したりすれと、どうなるか分かりません。

また、レザーの雰囲気も少し変化するため、品質表示上では、洗濯不可、ドライクリーニング不可(レザーを使っている為)となっています。

オフィシャルな表示はそうなりますが、キャンバスのバッグですし、ガシガシ使って汚れたら洗う、というのがやはり正しい使い方かなと個人的には思います。

汚れが気になる人は、そもそもキャンバスのバッグを使わないかもしれませんが・・・

全体にシワが入る事によって、見た目も少しコンパクトに感じますが、大きく縮んだりという事はありませんでした。(乾燥機に入れたら縮むかもしれませんが)

経年変化の考え方としては革靴と一緒です。

全く磨かずに履き潰されていく革靴と、磨きながら少しずつキズなどが増えていく革靴。

洗わずに汚いキャンバスバッグと、汚れたら洗うを繰り返しながら色がくすんでいくキャンバスバッグ。

ただ単に物の言い方の違いかもしれませんが・・・

 

手入れしながら自分の物になっていくのが、やはり僕は好きなようです。

I love things become my own belongings with caring by myself.

そして水を通した後のコットンの風合いも。

Also the texture of cotton after washing is adorable. 

Seki

 

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PROFILE

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関 隼平 / JUMPEI SEKI


FASHION IMPROVER

1979年東京生まれ。2008年に1LDKの立ち上げに参加し、全店舗のバイイング、マネージメントを行う。2015年からはパリ店勤務となり2016年に独立。Fashion Improverとして様々なショップ、ブランドの価値を高める仕事をパリにてスタートさせる。
instagram.com/sekijumpei/
sekijumpei@gmail.com

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岡本 真実 / MAMI OKAMOTO


EDITER / WRITER

東京生まれ。大学卒業後、いくつかのメンズ、レディスファッション誌のエディターを経て、2015年6月よりパリ在住。現在、フリーランスの編集者として活動中。
mamio.kamot@gmail.com

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